ここ連日マスコミをにぎわしているニュース、この時期こういったニュースを聞くとどうしてもお中元と重なってくる。
もう20年以上も前になるが、ある得意先へ行くと玄関に届けられたお中元が山のように積まれている。隣の人が回覧板を持ってくるのは表に近い勝手口、なぜか私は勝手口から入ったことがない。
教壇に立っていた時代は父兄からの届け物が山のように来ていた。来たからといって内申書に影響はないよ、とはいつも言っていた。
包装したまま積んであるだけ、忙しくてただ受け取るだけで其のままになっている。年中そのままという感じにも見えるが、歳暮のときはまた違う包装紙の山が出来ています。
年とともに届けられる中身が変わってきた。いつしか玄関先に詰まれることはなくなった。かさがなくなったからです。
そしてそのいきさつを知っていることから、その後は出入りすることはありませんでした。家庭の事情もあり、築10年の家を建て替えたり、なんとなく違和感のある人でした。
当時で、年間100万円以上の家電品を買っていただいていた。仕事の関係もあるのかオーディオ製品にことのほか関心があったようです。こんな組み合わせはどうですかと提案しても、聞く耳持たない、先生にたて突くから別の意味で長年お付き合いできたと思っています。
時には夕食を家族とともにしたときに困った生徒の話などもよく聞きました。実際自身の娘さんが不登校で悩んでいたのですから。
いろいろな家庭に出入りし、話をしていると不登校、いじめに会う児童生徒たちに共通することが分かったのも、その後に続く人とのお付き合いに大変役に立っています。