2008年03月29日

西蔵報道、中国の言うなり

一体今頃こんな取材をしてハイ左様でございますといって、その映像を垂れ流す。これでは西蔵の本当の姿は分からない。
準備万端脚本が出来上がってからの西蔵入り、どこかの国と同じではないか。
ご機嫌取りをしないと次の取材が出来なくなるとかで本当のことが言えないという。あるテレビ局の知人は、3月15日、北京からのニュースをこんな風に伝えていた。

チベット暴動、全人代と重なった背景は
 北京オリンピックを控えた中国、なぜ、この時期に暴動が起きたのでしょうか。北京からの報告です。

 折りしも北京で全人代=全国人民代表大会が開かれている最中に暴動が起きた背景には、政治的な意図が感じられます。

 中国の国家主席に再選された胡錦濤氏は、チベットで党書記を務めていた1989年に起きた暴動の際に武力鎮圧した実績を評価されて、最高指導者に抜てきされた経歴があります。

 その2期目の指導体制を決める全人代と時を同じくして、チベットでまた大規模な暴動が起きたことは、胡錦濤氏、ひいては中国政府のチベット政策に対する不満や抗議を示す意図があるものと見られます。

 胡錦濤主席は、今後もチベットに対する強硬路線は変えないと見られますが、夏にオリンピックを控える中国にとって、事態のこれ以上の悪化は避けたいところです。

仕事とはいえ、中身の全くない人民解放軍の武器使用を肯定することしか言えないのに、何もわざわざ北京から報告することもあるまいに。

CCTVも一部スカパーで見ているが、ついにCCTV9が見られなくなってしまった。海外向けチャンネルの英語番組だが、今後はCCTV4の中国語番組だけになってしまう。
もちろんドラマや娯楽番組は残るが、当たり障りのない香港テレビ局が幅を利かせている。

地上波ではとても放送できない番組を今スカパーでやっている。 緊急公開討論 「チベット問題と北京オリンピック」
Posted by Hiroshi at 23:12│Comments(0)番外編
上の画像に書かれている文字を入力して下さい