2008年02月26日

「ふるさとの風」第34週

一寸信号が弱いかな、ノイジーな感じのする今週の「ふるさとの風」である。バックで時々アラビア語が浮かんでくる。これがイエメンの放送かもしれない。
列島便りではひな祭りの話題を、ひな祭りの歌を流している。1630放送終了後は例によってIDトーンに続きABCの中国語番組が少しだけ出てきた。

25日は久米さんの20才頃のヒット曲「りんごの歌」、言うまでもなく戦後の大ヒット曲である。戦後映画第1作目(GHQの検閲映画第1作でもある)となった松竹映画「そよかぜの主題歌だった。

この歌がラジオで最初に放送されたのは,1945年12月10日芝・田村町の飛行館スタジオでのNHKの公開番組『希望音楽会』。このとき並木路子は小脇にリンゴの入ったカゴを抱えて客席に降り,リンゴを配りながら歌ったが,その頃は貴重品(この時リンゴ1個の値段は,闇市で5円)だったリンゴの奪い合いで会場が大騒ぎになったのは有名なエピソード。

赤いリンゴに唇よせて
だまってみている青い空
リンゴはなんにもいわないけれど
リンゴの気持はよくわかる
リンゴ可愛や可愛やリンゴ

あの娘(こ)よい子だ気立てのよい娘
リンゴに良く似た可愛い娘
どなたがいったかうれしいうわさ
かるいクシャミもとんで出る
リンゴ可愛や可愛やリンゴ

朝のあいさつ夕べの別れ
いとしいリンゴにささやけば
言葉は出さずに小くびをまげて
あすも又ねと夢見顔
リンゴ可愛や可愛やリンゴ

歌いましょうかリンゴの歌を
二人で歌えばなおたのし
みんなで歌えばなおなおうれし
リンゴの気持を伝えよか
リンゴ可愛や可愛やリンゴ
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