2024年04月01日

3月31日「しおかぜ」

31日、日曜日から周波数が変更されている。年2回の恒例である。1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが強力に入感している。八俣からの電波は強く、受信状態は極めて良好である。
日曜日は日本語放送が出ている。昨年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。これは1月6日、10日、16日、26日、2月4日、3月3日と同じ番組である。
1963年石川県能登半島沖で拉致された寺越昭二さんの長男、寺越昭男さんからのメッセージ。
1967年北海道海上で失踪した紙谷慶五郎さんの娘・圭剛さんの妹・礼人さんと速水さんの姉北越優子さんからのメッセージ。
1968年北海道で失踪した斉藤裕さんの姉斉藤由美子さんのメッセージ。
1969年青森県で失踪した今井裕さんの兄今井英輝さんのメッセージ。
1971年埼玉県で失踪した井上克美さんの兄井上一男さんのメッセージ。
1971年鹿児島県で失踪した園田一・敏子さん夫妻の長女前山恵子さんのメッセージ。
1972年東京都で失踪した生島孝子さんの姉生島馨子さんのメッセージ。

そしていつもの終了アナウンスが出ている。引き続き1330からも日本語放送で10月21日に収録したメッセージである。
1972年に広島県で失踪した佐々木薫さんの弟佐々木正治さんのメッセージ。
1973年に千葉県で失踪した古川了子さんの姉と妹、竹下珠路さん・足立友子さんのメッセージ。
1974年に新潟県で失踪した大澤孝司さんの兄大澤昭一さんのメッセージ。
1974年に富山県で失踪した荒谷敏生さんの妹矢島文恵さんのメッセージ。
1976年に東京都で失踪した高野清文さんの妹高野美幸さんのメッセージ。
1977年に鳥取県で拉致された松本京子さんの兄松本孟さんのメッセージ。

そして都立第七中学校有志からのメッセージである。

1300の「にっぽんの風」も今日から周波数を変更している。昨年と同じ周波数である。15475kHzのタシケント送信は若干弱いが聞き取り可能なレベルである。台湾送信の9940と9705kHzはきわめて強力である。
1330の「ふるさとの風」は15475、9705、9455kHzが聞こえている。台湾送信は極めて強力である。今日までの一週間同じ番組である。

1405の「しおかぜ」は5935と7295kHzに出ている。7295kHzは昨日まで「にっぽんの風」が出ており、そのジャミングの名残でややノイジーである。5935kHzは強力である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。台湾送信が特に強力である。15475kHzもこの時間よく聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2023年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。そして2022年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージ、9560kHzは1458に停波、尻切れである。
この番組は2024年2月8日、18日、28日、3月9日、21日と同じ内容である。

JSR Shiokaze, March 31 ~
1300-1400 6040, 6070
1405-1435 5935, 7295
1600-1700 5920, 7325
1705-1805 5955, 6090

1500の「にっぽんの風」は9685と6110kHzが聞こえている。両波ともジャミングでかなロ聞きづらい。6110kHzはジャミングが垂れ流しになっていた周波数で、いわば自爆した感じである。
きのうまでこの時間はタシケント送信があったが、A24では廃止されたようだ。台湾送信2波での放送である。

1600の「しおかぜ」は7325kHzが良好である。もう一波は5920kHzへ出てきた。スーパージャミングへ自爆である。受信状態は極めて悪い。1300と同じ番組である。

1705の「しおかぜ」は5955と6090kHzに出ている。両波とも混信などなく受信状態は良好である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、1405と同じ番組である。後半1732は先週1300に放送された「にっぽんの風」が出ている。
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