2023年12月28日

12月27日「しおかぜ」

27日、水曜日1300の「しおかぜ」は2波とも聞こえている。何時もCNR2につぶされている7335kHzも中国語がスキップ、ほとんど聞こえない。5930kHzはサイドからの被りが強い。水曜日は前半・後半とも英語放送である。

1300の「にっぽんの風」は12045kHzがスキップ状態、ほとんど聞こえない。9705と7295kHzは強力である。1330の「ふるさとの風」は12045kHzも回復、ほかの2波とともにクリアーに聞こえている。12015kHzのモンゴルからの放送も強力である。
今週の一曲は日本語放送のみに出ている。1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。約5分間の終了テーマ、各波1357に停波している。

1405の「しおかぜ」は6085kHzが聞こえている。パラの6045kHzは今日からジャミングが出ており聞こえない。このジャミングは5920kHzに23日まで出ていたVOFに対するジャミングである。VOFは12月22日に6045kHzへ移動している。
この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と7520kHzが強力である。7290kHzはCNR1と互角の勝負、フラッタリングを起こしている。ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「どんぐりコロコロ」である。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2022年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。9560kHzは1458に停波しており尻切れである。この番組は2023年11月5日、15日、25日、12月7日、17日と同じ内容である。

上の画像に書かれている文字を入力して下さい