2023年11月25日

11月24日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085kHzが聞こえている。7280kHzは信号も弱く上からの被りが強く受信状態は極めて悪い。金曜日は日本語放送から。先週と同じ番組が出ている。
北朝鮮帰還事業について。1959年から始まった北朝鮮へ帰国させる一大事業であった。脱北者4人が北朝鮮政府に計4億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(谷口園恵裁判長)は10月30日、「日本の裁判所に管轄権がある」と判断し、訴えを退けた一審・東京地裁判決を取り消して審理を地裁に差し戻した。高裁は北朝鮮の行為について「事実と異なる情報で渡航させ、居住地選択の自由を侵害し、事前の情報と異なる過酷な状況で長期間の生活を余儀なくさせた」と述べた。
寺越昭二さんの次男・北野政男さんが11月1日に亡くなったこと。1963年5月に能登半島沖で行方不明になった寺越昭二さん(当時36)の次男、北野政男さんが1日、心筋梗塞で死去した。72歳だった。
北朝鮮人権映画祭について。今年で5回目になる映画祭が12月9・10日に開催される。今回は韓国映画「忘れられた英雄たち」も上映される。
10月21日の集会から都立第七中学校生徒らの発言が出ている。
救出への道コーナーは増元照明さんから、11月11日の新潟での集会などを述べている。日本政府からご家族の声は市川健一さんから、2021年6月の収録から。あとはいつものように、日本への脱出に際しての注意喚起などが出ている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は12045、9705、7295kHzが良好である。タシケント送信も結構強い。この時間は毎日同じ番組である。ふるさとの風ニュースは10月15日、政府主催などで開催された国民の集いから、工藤内閣府副大臣のあいさつが出ている。ふるさとの唱歌コーナーは日本語放送のみで、「荒城の月」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1984年のヒット曲、チェッカーズの「夜明けのブレス」と小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、ピンキーとキラーズで「恋の季節」である。1349番組終了、終了テーマが1357まで出ている。

1405の6070kHzは弱く全く聞こえない。7260kHzが弱いながらも概ね聞き取りができる。開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが良好である。7290kHzはCNR1がいないので良好である。タシケントの7520kHzは弱いながらもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「江戸子守唄」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2023年4月8日、18日、29日、5月9日、20日、30日、6月10日、20日、30日、7月12日、22日、8月1日、12日、22日、9月2日、12日、23日、10月3日、14日、28日、11月4日、14日と同じ内容である。

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