2023年10月16日

B23スケジュール

HFCCのB23スケジュールが公開されている。15日付では3748波中CRIが767波と最多である。ただこの中でDRMとして64波がリストされているが、実際にCRIとしては出ないと思われる。ほぼ昨年と同じ周波数が使用される模様。

拉致対策本部の北朝鮮向け放送は、これまでと同じ台湾とタシケント送信で行われる。周波数も台湾送信は昨年と同じ、タシケントは1300の12045kHzが変更されたのみ、あとはすべて同じである。
1300-1330 Korean 7295, 9705, 12045
1330-1357 Japanese 7295, 9705, 12045
1430-1500 Japanese 7290, 7520, 9560
1500-1600 Korean 7290, 7550, 9685
1600-1630 Japanese 5945, 6045, 9685
1630-1700 Korean 6155
1700-1730 Japanese 6155
1730-1800 Korean 5820
1800-1830 Japnese 5820

BBC Koreanも今と同じ平日のみの放送で30分番組が4回放送される。
1230-1300 17760tac, 7485tin
1530-1600/1630-1700/1730-1800 7485tin, 5895db, 5845pht

日曜日1300の「しおかぜ」は5965と6040kHzが強力に入感している。公開されている失踪者の氏名生年月日の読み上げである。ほぼ毎月同じ番組が繰り返されている。今日の番組は最近では7月23日、8月20日、9月17日と同じ内容である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は今日までの一週間毎日同じ番組である。各波受信状態はいずれも良好である。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9685と9705kHzが強力である。タシケント送信の15475kHzもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「どんぐりコロコロ」である。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2021年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。この番組は2023年4月9日、19日、30日、5月10日、21日、6月1日、11日、21日、7月1日、13日、23日、8月2日、13日、23日、9月3日、13日、24日、10月4日と同じ内容である。

1705の7320kHzは開始直後からジャミングにつぶされてしまった。ほとんど聞き取りできない。パラレルの6090kHzは開始と同時にジャミングが、こちらは八俣の電波が強く聞き取りは可能である。
開始と終了は日本語による「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は「ふるさとの風」と「にっぽんの風」が出ている。
Posted by Hiroshi at 00:00│Comments(0)受信機
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