12010kHzで時々音楽だけを流しているのが強力に受信できる。11月30日は1100-1230の90分間出ていた。12月1日は出てこない。2日は1100-1235に間ドイツ語と音楽が、再び1240から1300まで音楽だけを流していた。教頭向けビームで、ドイツ送信が登録されている。
2日1300の「しおかぜ」は6085kHzも弱く受信状態は悪い。7345kHzは全く聞こえない。金曜日は日本語放送から。最初に11月25日、丸山達也島根県知事は北朝鮮による拉致の可能性を否定できない県出身の特定失踪者たちに向けたメッセージを県庁で収録した。「しおかぜメッセージ」として放送された。続いて中村中江津市長らからのメッセージが出ている。
「日本政府からご家族の声」は増元照明さんから2020年6月収録のメッセージが出ている。あとはいつものように緊急放送ISに次いで日本への脱出指南など。
後半1330は朝鮮語放送である。この放送へのジャミングは出ていない。
1300代の朝鮮語と日本語放送はいつもの強さはないが各波概ね良好である。月曜日から日曜日まで毎日同じ番組が出ている。1357終了である。
1405の「しおかぜ」は7260kHzが比較的よく聞こえている。73120kHzは混信などでほとんど聞き取りできない。番組は「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は77520kHzが強力に入感している。9560kHzは弱くて音にならない。7290kHzはCNR1の混信が目立つ。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2022年4月9日、30日、5月7日、21日、31日、6月11日、21日、7月1日、13日、23日、8月2日、13日、23日、9月3日、13日、24日、10月4日、15日、25日、11月5日、15日、25日と同じ内容である。