2022年08月20日

8月19日「しおかぜ」

13000の「しおかぜ」は6040kHzが強力である。5920kHzはなぜか若干弱い、同波のVOFがバックで聞こえている。いずれもジャミングは出ていない。金曜日は日本語放送から、先週と同じ番組でニュースと解説番組「日本海にかける橋」である。鳥取県に関するニュースから、8月7日の開催された米子市でのしおかぜメッセージ収録の模様が出ている。収録に失敗したため、荒木氏の代読である。鳥取県から拉致、失踪した5人の方々の詳細が出ている。
<鳥取県拉致議連会長 野坂道明県議>
 鳥取県の拉致議連の会長をしております、野坂道明でございます。どうぞよろしくお願いいたします。政府認定拉致被害者松本京子さんの近くに住まいをしております。同じ弓ヶ浜半島で育った者として、本当にこの問題を身近に感じております。もし京子さんこの放送を聞かれていたらともかく頑張って下さい。われわれ取り戻すために一所懸命頑張って参りたいと思います。

<福田俊史県議>
 拉致議連のメンバーの福田俊二と申します。20年前に5人の帰国があってから動きがないわけですけれど、北朝鮮に残っておられます拉致被害者の皆さんが一日も早く帰国していただけるようにわれわれも全力で国に対して働きかけをしていきたいと思っています。皆さんも大変だと思いますが頑張って下さい。

<語堂正範鳥取県議>
 拉致議連のメンバーの東伯郡選出、語堂正範と申します。今回は約10年ぶりの現地調査ということで、この10年間、どのように改善されたかと思うと自分自身切なく思うところであります。7月23日われわれも署名活動を行いながら、一日も早くこのことを打開できるように頑張っております。今後も拉致議連の方で署名活動を続けながら、機運を高めながら苦難の状況を打開できるように頑張って増し要ります。

<稲田清米子市議会議長>
 米子市議会議員の稲田でございます。私の声が届いておりますでしょうか。今目の前には日本海、そして青い空があります。この海も空も皆様のところにつながっておりますが、われわれの心も皆様とつながっていることを、まずはお伝えさせて下さい。
 また、私の親戚は米子市和田町にございます。松本京子さん届いておりますでしょうか。今はこうやって画面越しでお会いできているかもしれませんし、どのようなことで伝わっているか分かりませんが、心はつながっておりますし、その他の皆様も、拉致被害者であるとか、そういった言葉ではなく、これまでの近所のお兄さん、お姉さん、おじさん、おばさんという具合に日本の地でまた再び会えることを心より切に願っております。皆様の一刻も早い日本に、わが国への、ふるさとへの帰国をこれからもこのふるさと米子で続けて参ります。どうぞ、お元気で会いましょう。待っています。 

救出への道コーナーは増元照明さんから、拉致された45年もたつのにいまだ救出できない無念さ、今年も署名活動を行い忘れることの内容に伝えていく。
日本政府からご家族の声は増元るみ子さんへ、増元照明さんから2020年6月収録のメッセージである。

1300代の朝鮮語と日本語放送も各波強力である。いずれもジャミングは出ていない。この時間は毎日同じ番組が出ている。ふるさとの風ニュースは8月4・5日恒例の「こども霞が関見学デー」おける松野拉致問題担当大臣からのメッセージである。次いで子供たちの激励メッセージなどが出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」が出ている。
今日の一曲、朝鮮語は1984年のヒット曲THE ALFEEの「星空のディスタンス」と2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」である。終了テーマが延々と流れ1357に終了している。

毎週、火・金に出ている1400-1428の朝鮮語放送(台湾送信)は引き続き良好に受信できている。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。この中、9705kHzが一番早く聞こえている。ジャミングは確認できない、出ていない。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2022年4月6日、16日、23日、26日、5月3日、18日、28日、6月7日、18日、28日、7月8日、20日、30日、8月9日と同じ番組である。

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