1300の「にっぽんの風」は11875、9940、9455kHzが良好である。1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzがいずれもジャミングはなく良好である。昨日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は6月16日、拉致問題に関するオンラインシンポジウムが開催された。古屋圭司 北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟会長のあいさつが出ている。
次いで、被害者御家族からの「生の声」の訴えとして飯塚耕一郎 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長の発言である。ふるさとの唱歌コーナーは「夢路より」、曲名アナウンスは出ていない。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」、日本語放送は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。スケジュールのアナウンスはなく1357に終了している。
1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzの八俣送信が強力である。しおかぜへのジャミングは出ていない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1405の5980と7295kHzも強力である。開始と終了に「しおかぜ」の穴雲氏があり、番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2022年4月9日、30日、5月7日、21日、31日、6月11日、21日、7月1日、13日、23日と同じ内容である。