2007年11月19日

Xinjiang BS

先日のあるテレビ番組で新疆自治区カシュガルからの中継で、発展を続ける町の様子などを伝えていた。
ウイグル族が全人口の3割になり、漢民族が増えたこと、仕事のためにロシア語を学んでいる人が多くなった、等々良い所ずくめのヨイショ番組だった。
最後に、独立を求める活動家が多数逮捕されたことを伝えていた。ウイグル族が減ったことを地区発展のため漢民族の移住が増えたことなどからだとも、西蔵同様民族浄化が行われていることは現地からでは口が裂けても言えないだろう。

カシュガルと言えば最大規模の短波送信所のあることが挙げられよう、ジャミング用を主に、いったい何台の巨大送信機があるのか。グーグルアースで見ても、山間部を切り開き多くのアンテナタワーが林立する様子が見て取れる。
CRIのスケジュール表から数えても同時に10台近く稼動している時間帯もある。更にジャミング用にここだけでも、これ以上の数が動いていることになる。

年間通してこの時期しか聞えないのが、XJBSの放送開始時だ。2330に始まるウイグル語と、中国語が確認できる。
Uighur 3990、4980、6120、7195
Chinese 3950、5060、5960、7310
3MHz帯も結構入感しているが6120と5960kHzが最も強い、7310kHzはSOHに対するジャミングでつぶされている。

0000開始のモンゴル語は6190kHzが、カザフ後は6015kHzが強い。さすがにこの時間、4MHzはこちらのポンコツ受信機とアンテナでは聞えない。
Posted by Hiroshi at 09:32│Comments(0)Taiwan/China
上の画像に書かれている文字を入力して下さい