2022年06月01日

5月31日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波強力である。昨日から新しい内容である。最初に6月16日に日本、米国、豪州政府及びEUの共催で、拉致問題に関する国連シンポジウムをオンラインで開催、この模様を短波放送でも生中継すると予告している。
6月16日の放送周波数はすでにHFCCに登録されている。
13725kHzはタジキスタン送信、17820kHzはUAE送信である。

「ふるさとの風ニュース」は5月20日衆議院で北朝鮮に関する特別委員会が開催された。参考人として、横田拓也、西岡力、村尾建兒、李相哲氏が意見陳述をした。横田拓也氏の発言が出ている。
「ニュース解説は5月21日の米韓首脳会談についてなど。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」である。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」である。1357に番組終了。

1300の「しおかぜ」は5935と6070kHzが強力である。火曜日は前半・後半ともに朝鮮語放送が出ている。
1405の6090と7325kHzも強力である。この時間は日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2022年4月9日、30日、5月7日、21日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5920と6165kHzが強力である。5920kHzには弱いジャミングが常時出ているがこれはVOFへの垂流しでしおかぜへのものではない。1300と同じ朝鮮語放送が出ている。

1705の5980と7435kHzもきわめて強力である。前半は1405と同じ番組、1728からは先週1300から放送された朝鮮語番組が出ている。

1600の6110kHzにはジャミングが確認できる。弱く大きな影響はない。9470kHzは良好である。7335kHzは同波の混信が結構強い。1330と同じ番組である。

1700の6110kHzもジャミングが確認できるが影響はない。1430と同じ番組が出ている。

1800の5845kHzは若干弱いがほぼクリアーに聞こえている。この時間は1330と同じ番組が出ている。1627と1827にアニメソング「ジャングル大帝」が追加されている。
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