30日1300の「しおかぜ」は5935と6070kHzが強力に入感している。月曜日は先週金・土・月と同じ番組が出ている。ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」である。北朝鮮の新型コロナ感染症拡大について。5月15日の時事通信の「報道から。
北朝鮮では2020年3月から完全拡大が起きており、この放送へのジャミングも一か月停波してこともある。また今も止まったままである。妨害電波もまともに出せないほど危機的状況といえる。
続いて北朝鮮での食糧不足について。5月12日ロイター通信から。「救出への道コーナー」は増元照明さんから、北朝鮮にもコロナ患者が急増したことなど。4月25日の軍事パレードで一気に感染が拡大したとの見方が有力だ。
「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、おかあさん横田早紀江さんから2921年11月新潟県民集会での収録メッセージである。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」が出ている。
1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は各波強力である。ジャミングは出ていない。月曜日から新しい内容である。まず6月16日に開催されるオンライン国連シンポジウムのお知らせが出ている。この放送は短波放送、13725kHzで日本語、17820kHzは朝鮮語で生中継される。
「ふるさとの風ニュース」は5月20日衆議院で北朝鮮に関する特別委員会が開催された。参考人として、横田拓也、西岡力、村尾建兒、李相哲氏が意見陳述をした。横田拓也氏の発言が出ている。
「ニュース解説は5月21日の米韓首脳会談についてなど。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」である。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」である。
1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。いつものように台湾送信が特に強い、ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「雨降り」で始まった。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信9705kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2022年4月8日、28日、5月5日、20日と同じ内容である。