2022年04月10日

4月9日「しおかぜ」

>1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzがクリアーに聞こえている。昨日と同じ番組である。3月23日国連人権理事会は北朝鮮の人権状況を非難し、日本人拉致被害者らの早期帰国を求めるなどした決議を採択した。欧州連合(EU)が提出し、理事国の日本は昨年に続いて賛同を示す共同提案国に加わるにとどまった。同様の決議は14年連続。
日本は2018年まで11年連続で、同様の決議案を文面の起草段階から主導して提出。だが日本人拉致問題解決に向けた日朝対話を狙った19年に共同提出を見送り、共同提案国にも加わらなかった。昨年は共同提案国には名を連ね、今年もこの対応を踏襲した。
決議は「日本や韓国から拉致された人たち全員の即時帰国の実現」を要求。北朝鮮が長年にわたり、自国民に対して組織的な人権侵害を行ってきていることなどを強く非難した。
金正恩の視察に関するニュースについて、次いで「救出への道コーナー」は増本輝明さんからの報告、収録周囲のバックノイズが大きい。ロシアのウクライナ侵攻から一か月がたち、世界情勢から、平和な生活に甘受している日本、解決を見ない北朝鮮の拉致、もっと厳しい制裁も必要かと。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、長男飯塚耕一郎さん殻のメッセージ、2021年12月国際シンポジウムでの収録である。あとはいつものように日本への脱出に際し注意喚起が告知されている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は台湾送信が特に強力である。月曜日から一週間同じ番組である。今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proudである。日本語放送はは1979年のヒット曲桑江知子の「私のハートはストップモーション」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが協力に入感している。ジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は最初の曲以外は、2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日、5月4日、15日、25日、6月5日、15日、26日、7月6日、16日、28日、8月7日、17日、28日、9月7日、18日、28日、10月9日、19日、30日、11月9日、20日、30日、12月10日、22日、2022年1月1日、11日、22日、2月1日、12日、22日、3月5日、15日、25日と同じ内容である。

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