1300の「しおかぜ」は5930kHzが概ね良好である。7335kHzは混信で聞き取りできない。かようには前半・後半ともに朝鮮語放送である。両波ともジャミングは確認できない。
1300の「イルボネパラム」は9705と7295kHzが強力である。7585kHzにはジャミングが出ているが聞き取りは可能である。昨日から新しい内容である。1330の「ふるさとの風」は7295と7585kHzが聞こえている。9705kHzはスキップ、ほとんど聞こえなくなってしまった。
「ふるさとの風ニュース」は2021年12月11日作文コンクール入賞作品の表彰式が行われた。中学生部門入賞作品が代読されている。
「ニュース解説」は2月12日ハワイで日米韓外相会談が開かれた。5年ぶりに共同声明が発表された。北朝鮮は特に反応しなかった。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲八神純子の「パープルタウン」である。日本語放送は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。最後のスケジュール、周波数アナウンスは依然として古いままである。差し替える気はないようだ。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzがベスト、混信もほとんどわからない、きわめて強力である。9560kHzはスキップ状態全く聞こえない。7525kHzは若干弱いが聞こえている。3波ともジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日、5月4日、15日、25日、6月5日、15日、26日、7月6日、16日、28日、8月7日、17日、28日、9月7日、18日、28日、10月9日、19日、30日、11月9日、20日、30日、12月10日、22日、2022年1月1日、11日、22日、2月1日、12日と同じ内容である。