1300の「しおかぜ」は7250と7335kHzがかろうじて聞こえている。八俣からの電波は弱いがジャミングはなく聞き取り可能である。日曜日は一時間の日本語放送で、公開されている失踪者、拉致被害者の氏名生年月日、失踪当時の年令や失踪場所などの読み上げが出ている。
今日の放送分は直近では9月5日、10月10日と同じ内容である。「日本政府からのメッセージ」も4年間のままである。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7585kHzが弱いが9705と7295kHzはきわめて強力である。近隣の電波が弱いなか、台湾送信はこの時間良好である。
「ふるさとの風ニュース」は10月18日拉致被害者家族は岸田総理と面会。その後の記者会見で飯塚家族会会長の発言が出ている。続いて横田早紀江さん、斎藤文代さん、横田拓也さん、最後に横田哲也さんから。
日本語放送のふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」である。カットもなく最後まで出てきた。今週の一曲、朝鮮語は岡本真夜の「TOMORROW」が出ている。日本語放送は1975年のヒット曲、野口五郎の「私鉄沿線」である。実に5年ぶりの登場である。
1405の「しおかぜ」は6070と7280kHz、ジャミングは出ていないが、被りが強くほとんど聞き取りできない、受信状態は極めて悪い。
1430の「ふるさとの風」は7290、7525、9560kHzの3波が出ている。7290kHzは同波のCNR1の混信があるものの台湾送信が強い。7525kHzは弱いが混信もなくクリアーに聞こえている。9560kHzはこの時間完全にスキップ状態全く聞こえない。キャリアーの存在がわかる程度。
懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。台湾送信の9450kHzは1458、9705kHzは1459に停波している。この番組は2021年4月7日、18日、29日、5月9日、19日、29日、6月10日、20日、30日、7月11日、21日、8月1日、12日、22日、9月1日、11日、23日、10月3日、13日、23日と同じ内容である。