25日の八俣からの電波はほぼスキップ状態、ジャミングも強く1300の「しおかぜ」は全く聞こえない。5965kHzの強力なパルスジャミングが弱くなったときにちょっとだけ聞こえている。
それに引き換え、台湾送信は強力に入感している。1300代の拉致対策本部の放送は朝鮮語、日本語放送ともにクリアーに聞こえている。タシケント送信の11875kHzは徘徊ノイズがあり、また信号も若干弱い。聞き取りは十分可能である。
1405の7325kHzはジャミングで全く聞こえない。6070kHzも弱いが、ジャミングはさらに弱い、他に混信がないためかろうじて聞こえている。
1430の「ふるさとの風」も台湾送信は強力である。9450、9705kHzはこの時間31mbで最強を誇っている。タシケントの11995kHzも良好である。懐かしい日本の歌「思い出のアルバム」で始まった。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日、21日、6月2日、12日、22日、7月3日、13日、23日、8月4日、14日、25日、9月3日、15日と同じ内容である。