2021年07月16日

7月15日ふるさとの風

7月15日、1300の「しおかぜ」は両波ともジャミングが出ている。しかし八俣のほうが強く受信状態は良好である。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

同じく1300代の拉致対策本部の放送も3波がクリアーに入感している。この時間は毎日同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は6月29日、オンライン国連シンポジウムが開催された。石兼公博 特命全権大使・国連日本政府常駐代表の開会の辞に次いで、共催国代表挨拶が日本語訳で出ている。
「ニュース解説」は6月29日に開催された朝鮮労働党会議について。6月30日午後、朝鮮中央テレビの臨時ニュースなどの報道。党政治局常務委員が一人消えたが、代わりはいないことなど。
今週の一曲は日本語放送のみ、1975年のヒット曲、バンバンで「いちご白書をもう一度」である。5月にも登場している。

1400のCDNK朝鮮語放送は9900kHzで聞こえている。週3日の放送日にはジャミングがかけられている。7295kHzと同じタイプのジャミングが出ている。放送は火・木・土の1400-1430に放送されている。受信状態は良好である。

1405の5930と6070kHzも強力である。ジャミングの影響はほとんどない、受信状態は極めて良好である。この時間は毎日同じ番組で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450と9705kHzが強力である。11995kHzは若干弱く音量も低いが概ね良好である。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信は1458に停波するため尻切れである。最後の周波数アナウンスが聞けない。この番組は2021年4月13日、23日、5月3日、13日、24日、6月4日、14日、25日、7月5日と同じ内容である、

1600の「しおかぜ」は7325と6165kHzが強力に入感している。ジャミングの影響は全くなし、八俣からの電波はきわめて強力である。

1500以降の朝鮮語と日本語放送は台湾送信がいずれも良好である。タシケント送信の品質の悪さは相変わらずである。7335kHzは100Hz以上も低いほうへずれている。この周波数に限らずタシケントはすべてずれているが、たまたま同じ周波数に他局がいないので何とか聞こえている。
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