2021年06月16日

6月15日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は朝鮮語放送が出ている。5935kHzはジャミングで若干聞きづらい。6040kHzは概ね良好である。
1405の5980と6090kHzはジャミングがない、両波ともクリアーに聞こえている。いずれの時間も6040と6090kHzのほうが信号が強い。同じ送信出力とのことだが20dB以上の差がある。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は何時も良好である。昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は6月5日「横田めぐみさんとの再会を誓う同級生の会」による「翼をください」の合唱に、加藤内閣官房長官兼拉致問題担当大臣がオンライン参加、挨拶が出ている。
「ニュース解説」は6月12日でシンガポール米朝会談から3年がたち、北朝鮮からの言及は何もなかった。
今週の一曲、朝鮮語は、チェッカーズの「涙のリクエスト」である。台湾送信は1328に停波するため曲の途中で尻切れである。日本語放送は「横田めぐみさんとの再会を誓う同級生の会」による「翼をください」の合唱が出ている。収録が悪いのか聞きづらい。モニターすればわかりそうなものだが、これも手抜き放送になるのか。素人が収録しているわけでもあるまいに。

1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzが聞こえている。この時間3波とも強力である。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日、5月4日、15日、25日、6月5日と同じ内容である。

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