1月1日1300の「しおかぜ」は「君が代」で始まった。31日1600と同じパターンだが、番組内容は新しくなっている。まず2021年の北朝鮮の各種行事などについての解説から。
1322:45の「日本政府からご家族の声」は増元るみ子さんへ、お姉さん平野文子さんから2019年12月熊本での講演会からのメッセージが出ている。この後はいつものように緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。
後半1330の朝鮮語放送も君が代で開始している。
1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも聞こえている。9705kHzが特に強い。5895と7295kHzもクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組である。
1430の「ふるさとの風」も3波とも良好である。7290kHzのCNR1もスキップ状態、9560kHzも開始時は強かったが、次第に衰弱している。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。日本時間午前一時と二時の周波数アナウンスは間違ったままである。この番組は2020年ン8月19日、29日、9月8日、9月18日、30日、10月10日、13日、20日、31日、11月10日、21日、12月1日、12日、22日と同じ内容である。