放送バンド外で毎日数10波以上を使い24時間放送を行っている「希望之声国際広播電台」、6月4日は天安門事件31年と言う事もありことのほかにぎやか。常に周波数変更もあり神出鬼没の感もある。
6215kHzから21800kHzまでこれまで使われてきた周波数は200波以上に及ぶ。9300kHz以下の周波数は24時間出ていることが多い。
同局のウェブサイトには6200kHzから17780kHzまでの周波数を使用していると記載されている。
1300の「しおかぜ」は6040と6090kHzが強力である。ジャミングをほぼ制圧、英語放送がクリアーに聞こえている。後半はさらに強くなり八俣の電波はS9+50dBを超す勢いである。ジャミングの影響は全くない。
1405の5920と7325kHzも強力である。ジャミングの影響は全くない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送は11875kHzがハム音もあり変調も浅い、相変わらず調子の悪い送信機のようだ。台湾送信各波はいずれも良好である。
1430の「ふるさとの風:は11995kHzもハム音はあるものの比較的良好である。9450と9560kHzは強力である。懐かしい日本の歌は「トンボのめがね」である。
拉致問題開設は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月の新しい収録メッセージである。続いて、弟さん横田拓哉さんから、2019年12月東京でのシンポジウムにおける収録。そして横田哲也さんから2019年11月新潟での県民集会での収録メッセージが出ている。この番組は先回放送分から更新されている、2020年3月30日、4月10日、23日、5月5日、15日、25日と同じ内容である。