2020年05月31日

5月30日「しおかぜ」

30日、1300の「しおかぜ」は6040と6090kHzが良好である。ジャミングは6040kHzにノイズジャミング、6090kHzにパルスジャミングの出ているのが確認できる。八俣の電波が強く大きな影響無い。周波数変更後4日目にしてジャミングを出してきた。
最初に新型コロナウィルスの感染について、5月24日現在、厚労省がまとめた世界の感染者数、死亡者数などが出ている。北朝鮮は依然としてだんまりであるが、相当数の感染者がいるものと思われる。
映画「お帰り」について紹介している。稲川和男・映像教育研究会代表(調査会理事)制作の映像作品『「おかえり」と言いたい』が完成、すでにご家族や関係機関・関係者宛に毎月お送りしている「ひびき」に同封してDVDを送付済みです。DVDは最後に映画『めぐみへの誓い』(野伏翔監督)の紹介が付いて約40分。今後北朝鮮人権シネマフォーラムなどでも上映の予定。
救出への道コーナーは増元照明さんから、収録場所の周囲の音が結構強く入っている。
1322:44の「日本政府からご家族の声」は松本肇さん2020年1月の共同公開収録から、1324に緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての指南・注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送はいずれも良好である。タシケント、台湾送信ともにクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1405の「しおかぜ」は5920と7325kHzが出ている。ジャミングは7325kHzのみに出ている。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」も3波とも良好である。タシケント送信の11995kHzは信号強度の割には音声が小さい。9560、9450kHzは強力である。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と地震など大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。過去何度も登場している曲である。この番組は2020年4月4日、14日、28日、5月9日、19日と同じ内容である。周波数は各時間台湾送信一波のみアナウンスされている。

1600の「しおかぜ」は5980kHzに強力なパルスジャミングが出ている。6165kHzはノイズジャミングが弱く影響はない。1300と同じ番組である。

1500の「イルボネパラム」と1600の「ふるさとの風」も各波クリアーに聞こえている。
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