1300の「イルボネパラム」は9465。9940、11875kHzがクリアーに聞こえている。台湾送信、タシケント送信ともに強力である。1330の「ふるさとの風」は9455、9705、11875kHzが同じく強力に入感している。この時間帯は毎日同じ番組である。
「ふるさとの風ニュース」は3月25日G7外相会議の茂木外務大臣の記者会見における発言から。今回外相会議でも初めてテレビ会議方式で行われた。
「ニュース解説」は3月30日北朝鮮「対米交渉局長談話」について。外務省に新たにできた部署で対米交渉を進める部署らしい。
今週の一曲、朝鮮語は2002年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出ている。先月登場したばかりである。日本語は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。昨年7月今日の一曲で登場している。
「ふるさとの声」は北朝鮮の拉致問題解決の重要性を積極的に取り組んでいる中学校教師、生徒からのメッセージが出ている。認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスなどがあり、1357に終了している。9940kHzは1328に停波している。11875kHzは1357からENC Musicが流れている。
1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが聞こえている。両波ともジャミングと互角の勝負、金曜日は朝鮮語放送である。
1405は7325と6165kHzが聞こえている。6165kHzはほぼジャミングにつぶされている、7325kHzはジャミングが弱く聞き取り可能である。開始と終了はしおかぜのアナウンスで、番組本体はふるさとの風が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450と9560kHzが強力である。11995kHzは弱く音にならない。懐かしい日本の歌は「トンボのめがね」である。
拉致問題開設は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月の新しい収録メッセージである。続いて、弟さん横田拓哉さんから、2019年12月東京でのシンポジウムにおける収録。そして横田哲也さんから2019年11月新潟での県民集会での収録メッセージが出ている。この番組は先回放送分から更新されている、2020年3月30日と同じ内容である。