2020年02月11日

2月10日ふるさとの風

毎週月曜日からは新しい内容の番組のはずだが、10日1300代の朝鮮語と日本語放送は昨日までと同じ番組が出ている。またしても手抜き放送である。2週続けて同じ番組が出ることは過去にほとんど例がなく、この放送が始まった直後に一度あっただけのように記憶している。
編集ミスから不完全な放送だったことから、再度流したのだろうと思いきや10日1330の日本語放送は編集ミスのまま全く同じソースが使われている。7295kHzが聞こえるのみで、9705kHzはキャリアーすらわからない。9530kHzも弱く音にならない。
まず「ふるさとの風ニュース」から、1月24日新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議が開催され、安倍総理の発言から。
「今般の中国武漢市における新型コロナウイルスに関連した感染症については、本日未明、世界保健機関が、『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態』を宣言する状況にはないものの、ヒトからヒトへの感染は認められ、中国以外の国においてはサーベイランスが重要との声明を発出しました。
 感染症の患者については、昨日までに中国において571名の患者が確認され、タイ、韓国、台湾、アメリカでも患者が確認されるなど、患者数は増加しています。
 我が国でも本日、2例目の患者が確認されました。こうした状況を踏まえ、政府としては、1月21日の関係閣僚会議で決定した対応方針を一層強化して取り組むこととします。
 関係閣僚におかれては、検疫における水際対策の一層の徹底、サーベイランス強化のための国立感染症研究所で実施している検査について、全国の地方衛生研究所でも検査が可能となるよう体制を整備すること、国民の皆様に対する迅速かつ的確な情報提供、在留邦人に対する現地大使館を通じたきめ細かな情報発信や必要な支援の実施など、国内における感染拡大の防止や在留邦人の安全確保に向けて、引き続き全力を挙げてください。
 国民の皆様におかれては、過剰に心配することなく、一般的な風邪の予防策を励行し、落ち着いて行動していただくようにお願いを申し上げます。」

「ふるさとの唱歌コーナー」は荒城の月が出ている。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへ、昨年12月14日開催の「横田めぐみさんと再会を誓うチャリティーコンサート」から、同級生の池田正樹さんと吉田直矢さんの開会挨拶が出ている。2009年から毎年開催しているこのコンサートがまさか10回を迎えるとは思いもしなかったとそのつらい思いを語っている。
この後「日本政府からご家族の声」から編集ミスが続き、全く手直しさえなされていない。
今週の一曲、朝鮮語は1993年のヒット曲ORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。これは昨年10月にも登場している。日本語放送は12月14日収録した山口采希さん歌唱の「空と海の向こう」である。1357編集ミスのソースで締まりのない終了である。この一週間もこの欠陥放送が続くことになるようだ。

1300の「しおかぜ」は6145と7245kHz、いずれも混信で受信状態は極めて悪い。月曜日は日本語放送で失踪者の氏名などが読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが激しい混信の中聞こえている。9705と9560kHzは聞こえない。この時間も何と昨日と同じ番組である。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」である。どうしてこの時間まで同じなのかちょっと頭をかしげたくなる。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年5月東京での国民大集会にて収録メッセージ。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そして2018年4月国民大集会で収録のメッセージである。16年間誰一人帰ることなく、両親は亡くなってしまった。お姉さん市川龍子さんからも2019年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2019年12月8日、19日、29日、2020年1月8日、19日、29日、2月9日と同じ内容である。

上の画像に書かれている文字を入力して下さい