WRTH2020の台湾、RTIのスケジュールが何やらおかしなことになっている。拉致対策本部の朝鮮語と日本語放送がRTIとして掲載されている。台湾送信に間違いはないが、RTIの番組ではない。これに限らずAWRのベトナム語もRTIになっている。
1300の「しおかぜ」は7310と7345kHzが使用されている。これは両波とも八俣送信である。ジャミングは弱く7320kHzが比較的良好である。
いつものように周波数アナウンスから、相変わらず古い周波数である。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。日本語によるニュースとニュース解説番組で、1月3日のBBCが伝えたイラン革命防衛隊の司令官が米軍の空爆により死亡したという内容である。
続いて新潟県で失踪した大澤孝司さんと埼玉県で失踪した藤田進さんについてその詳細が出ている。二人とも拉致された疑いが濃厚とされている特定失踪者である。
後半1330は朝鮮語放送である。
1300の「イルボネパラム」は開始時は3波とも強力に入感、しかし1315あたりから急降下、7295kHz以外は聞こえなくなってしまった。このため1330の「ふるさとの風」も聞こえない、頼みの綱の7295kHzもダウン、ほとんど聞こえない。
1405の「しおかぜ」は6085と7260kHzが弱いながらも聞こえている。ジャミングはよくわからない、スキップしているようだ。この時間は日本語放送で「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzが何とか音になるレベル、混信のおまけもついている。受信状態は悪い。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」が聞こえている。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本明弘さんから、2019年5月に東京で開催の国民大集会で、2019年1月にそれぞれ収録したメッセージが出ている。続いてお母さん有本加代子さんから2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。最後に日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1457番組終了。この番組は2019年12月6日、18日、28日、2020年1月7日と同じ内容である。