2019年12月13日

12月12日「しおかぜ」

12日木曜日1300の「しおかぜ」は、いつになく強力である。八俣からの6145と7245kHzはローカル局並み、S9+40dBを超す強さで入感している。木曜日は英語放送である。後半から次第に弱くなり聞きづらくなってきた。
そして1405の6095と6070kHzはさらに落ち込み、6095kHzにはジャミングが確認できる。聞き取りは可能である。日本語放送で、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

一方1300代の拉致対策本部の朝鮮語と日本語放送は全く聞こえない。台湾からの電波は完全にスキップ、7295kHzが時々音になるレベル、実用には程遠い。

1430の「ふるさとの風」も7290kHzが何とか聞こえている。9705と9560kHzは全く聞こえない。なんと朝鮮語で始まったが、すぐ日本語に切り替わった。懐かしい日本の歌は「汽車」である。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月に収録したメッセージである。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月国民大集会と2019年2月の収録メッセージである。
今週の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年12月2日の放送から最初の曲のみが変更された。

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