2019年11月16日

拉致42年

1977年11月15日、13歳の中学生が行方不明になり42年が経過した。中学生が拉致されたことが20数年たって判明、拉致事件の象徴的な事案として注目を浴びた。しかし多くのメディアはあくまで疑惑で事件ではないと取り合わなかった。
しかし2002年9月、事態は一変した。拉致を認めなかった政党はほぼ消え去ってしまった。いまも解決しないことを願っている。
いまの憲法の下では拉致被害者の救出はできない。それを可能にしようと現政権は努力しているようだが、それに反対、拉致事件の解決を阻止している。芸能界、メディアの一部は今なお拉致問題には触れない、タブー視している。

世界に類を見ない特殊な放送、日本政府の放送としてこれからも続くであろう、民間の「しおかぜ」とともに拉致被害者が帰国するまで続けられるということは、まだまだ先が長い。
その拉致対策本部の放送もすべて台湾送信になったことから、この時期受信状態がよろしくない。15日の1300代の放送も7295kHzが聞こえるのみである。9705、9530kHzは弱く音にならない。

同じく1300の「しおかぜ」は2波とも弱く、6085kHzはジャミングにつぶされている。7310kHzも下からの被りが強く聞きづらい。金曜日は朝鮮語放送が出ているのが確認できる。6085kHzのジャミングは1405に止まった。
1405の7260と7325kHzも弱い、混信がないことから聞き取りはかろうじて可能である。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9705kHzが聞こえている、1300台に比べかなり信号が強くなってきた。7290kHzはCNR1と互角の勝負である。懐かしい日本の歌「砂山」で番組開始。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするなど、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。
そしてお母さん横田早紀江さんから、2019年5月国民大集会での収録メッセージが出ている。次いで2019年5月ニューヨークにおけるシンポジウムでの横田拓哉さんと、2019年5月東京で開催の国民大集会における弟さん横田哲也さんの訴えが出ている。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。この番組は2019年8月2日、12日、22日、9月2日、13日、23日、10月4日、14日、24日、11月4日と同じ内容である。

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