2019年09月07日

9月6日「しおかぜ」

3560kHzはDRMで平壌放送が出ているが、それが終了した後、通常のAMで海外向け放送を出している。6日は海外向けのない時間はDRM放送を出していたことになる。
この3560kHzも同じ球場送信所と思われるが、グーグル地図で見ると、20基以上の送信用鉄塔が確認できる。

1300の「しおかぜ」は5980と6070kHz、ジャミングはなくクリアーに聞こえている。ジャミングは以前の周波数に垂れ流しが続いている。金曜日は朝鮮語放送である。
1405の5920と5980kHzも受信状態は良好である。この時間は日本語放送で先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は台湾送信が強い、パラオ送信は次第に弱くなっていった。ジャミングは全くない。この時間帯は一週間同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信が聞こえない、スキップしてしまった。台湾送信は弱いながらもかろうじて音になっている。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」、この曲は1981年NHKテレビで紹介され、広く歌われるようになった。今年3月にも登場している。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。今年4月にも登場している。この番組は2019年8月6日、17日、27日と同じである。

上の画像に書かれている文字を入力して下さい