1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzの2波、6040kHzにはジャミングは出ているが、八俣からの電波は強力である。影響はほとんどない。火曜日は拉致被害者、失踪者家族から寄せられた肉声によるメッセージが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌も披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さんとお母さんからのメッセージ。
1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。
この後1354:47にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。メッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮に囚われたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」
この番組は2018年8月21日、9月11日、10月2日、23日、11月13日、12月4日、25日、2019年1月22日、2月12日、3月5日、26日、4月16日、5月7日、28日、6月18日、7月9日、30日と同じ内容で、通常3週ごとに再放送されている。
1405の「しおかぜ」は6090kHzにジャミングが出ている、6165kHzはクリアーである。八俣の電波はきわめて強力でジャミングの影響は全くない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。いずれもジャミングは確認できない。昨日から新しい内容である。 「ふるさとの風ニュース」は8月10日軽井沢で日中戦略対話が行われた。
「日本側から秋葉剛男外務事務次官ほか、中国側から楽玉成中国外交部筆頭副部長ほかが出席しました。
双方は、2012年6月以来となる同対話の再開を歓迎すると共に、来年春の習近平中国国家主席の国賓訪問に向け、外交当局として、新たな時代にふさわしい日中関係を目に見える形で実現していくとの決意を共有しました。
双方は、その上で、中長期的観点に立って、日中二国間関係及び地域・国際情勢等について、忌憚のない意見交換を行いました。北朝鮮情勢については、本日朝の飛翔体の発射も踏まえ、引き続き意思疎通を行い、協調していくことを確認しました。」
「ふるさとの文化コーナー」は日本の保険制度と自動車保険についての解説である。北朝鮮には存在しない制度について詳しく紹介している。かつて北朝鮮に住んでいたことのある李さんについて自動車保険にまつわる体験談も紹介している。
今週の一曲、朝鮮語は2曲出ている。1990年のヒット曲高野寛の「虹の都へ」、今年6月に登場と椎名林檎の「ここでキスして」、これは今年1月に登場している。
日本語放送は1977年のヒット曲、尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。8月16日の今日の一曲でも出ていた。
ふるさとの声」は3月24日那覇市での「拉致問題を考える国民の集いin沖縄」における謝花喜一郎沖縄県副知事により玉城康裕沖縄県知事のあいさつが代読されている。
「ふるさとのご家族の声」は2019年5月、国民大集会での横田哲也さんのメッセージである。日本政府認定拉致被害者の氏名、スケジュールなどのアナウンスがあり1357終了。
1430の「ふるさとの風」も良好である。3波ともジャミングは全くない、クリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「ペチカ」で番組開始。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージは2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会からの収録。続いて2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。最後に2015年日本政府制作のご家族ビデオメッセージから。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2019年7月31日の放送から最初の曲が変更されたのみで、8月10日と同じ内容である。