1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzの2波が聞こえている。ジャミングは出ているが弱くほとんど影響はない。27日土曜日は日本語放送から。
まずご家族メッセージで、富山県で失踪した谷ヶ﨑清一さんへ、お姉さんのともえさんからのメッセージである。続いて参議院通常選挙の結果などについての解説。
7月12日に行われた富山県での特別検証について。伏木国分事件の工作員「姜」は昭和56年(1981)3月30日夜、氷見線越中国分駅でウイスキーを飲んでいて警察官に職務質問をされた。富山県警のおそらくはミスで、サウナに泊めて翌朝飛び降り自殺した事件などについて。
救出への道コーナーの後、「日本政府ご家族メッセージ」は有本嘉代子さんからのメッセージ、2019年1月に収録したもの。緊急放送ISに次いで日本への脱出方法について。
「この放送を船の上で聞いている皆さん、日本へ船でやってくる場合、皆さんは当然危険を冒して日本を目指されるものと思います。無事願いが叶うようお祈りしています。皆さんが無事日本で保護されるために日本の近くに来たら次のことを守ってください。まず武器麻薬などを持っていれば犯罪者として扱われます。皆さんの近辺が危険になります。北朝鮮を脱出するとき必要であったとしても、日本へ着く前にすべて海に捨ててください。皆さんから攻撃されない限り、日本の警察も海上保安庁も軍も、皆さんを攻撃することはありません。
警察官、海上保安官など上陸した場所にいる人の指示に必ず従ってください。日本では犯罪を犯さない限り皆さんは保護されます。また拉致被害者など日本に関係のある人が乗っている場合、それを伝えてください。拉致被害者についての情報をお持ちの方はそれを伝えてください。これは一度だけではなく、警察にも海上保安庁にも、あるいは近くに一般の人達がいれば、それらの方々にも繰り返し伝えてください。
拉致被害者が乗っていれば、あるいは拉致被害者に関する情報があれば日本政府は皆さんに対して、それにふさわしい待遇をします。しおかぜでは船で日本を目指す方々のためにも、逐次情報を提供します。ぜひ今後も、しおかぜをお聞きください。」
1300代の朝鮮語と日本語放送、パラオ、台湾送信ともにいつもの強さはないが、ジャミングもなく十分聞き取りは可能である。この時間帯は毎日同じ番組である。
1430の「ふるさとの風はパラオの9960kHz、台湾送信が9450と9560kHzの合わせて3波が出ている。いずれもジャミングは全くない、このも時間ややスキップ気味、昨日までの強さはないが聞き取りは可能である。
懐かしい日本の歌「荒城の月」で番組開始。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と大災害の起きたことを述べている。。
今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。2016年5月の今週の一曲に登場して以来である。この番組は2019年3月23日、4月2日、12日、24日、5月4日、14日、24日、6月5日、15日、25日、7月6日、16日と同じ内容である。