6日土曜日の「しおかぜ」はジャミングの影響もなくクリアーに聞こえている。前半日本語放送、後半1330は朝鮮語である。先週と同じ内容である。トランプ大統領の金正恩への親書について。6月23日、朝鮮中央通信が伝えた親書の内容が放送されている。また親書を読む写真などの内容を「北朝鮮改革放送」が伝えた模様も出ている。
続いて、習近平国家主席の北朝鮮訪問についての解説。RFAの報道から引用している。
救出への道コーナーでは習近平主席のピョンヤン訪問でのマスゲームを紹介し、ひょっとしたら拉致被害者やその子供たちがいるのではないかと目を凝らしていたことなど。トランプ大統領が日本へ来た際には2回も拉致被害者家族と面会したことにも触れている。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、兄の本田勝さんからのメッセージが出ている。
これは6月29日1600UTC、6165kHzでの受信である。
1405の「しおかぜ」は5980と6070kHzの2波、ジャミングは全くない、八俣の信号も極めて強力である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送、パラオ、台湾送信ともに若干弱いようだ。9705kHzへのジャミングも後半強くなり受信状態は悪い。この時間帯は一週間同じ番組が続く。
1430の「ふるさとの風はパラオの9960kHz、台湾送信が9450と9560kHzの合わせて3波が出ている。いずれもジャミングは全くない。受信状態は概ね良好である。
懐かしい日本の歌「荒城の月」で番組開始。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と大災害の起きたことを述べている。。
今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。2016年5月の今週の一曲に登場して以来である。この番組は2019年3月23日、4月2日、12日、24日、5月4日、14日、24日、6月5日、15日、25日と同じ内容である。