1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は各波良好である。更新されている。この時間は今日から新しい内容に更新されている。
「ふるさとの風ニュース」は6月23日沖縄戦没者追悼式での挨拶が出ている。
令和元年沖縄全戦没者追悼式が執り行われるに当たり、沖縄戦において、戦場にたおれた御霊、戦禍に遭われ亡くなられた御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧げます。
先の大戦において、ここ沖縄は、苛烈を極めた地上戦の場となりました。20万人もの尊い命が失われ、この地の誇る美しい自然、豊かな文化は、容赦なく破壊されました。全ての戦没者の無念、御遺族の方々の言葉に表し得ない悲しみ、沖縄が負った癒えることのない深い傷を思うとき、胸塞がる気持ちを禁じ得ません。
沖縄戦から74年。犠牲となった方々が送るはずであったそれぞれの未来に思いを致し、こうした尊い犠牲の上に、今日、私たちが享受する平和と繁栄がある。そのことを改めて深く噛(か)み締めながら、静かに頭(こうべ)を垂れたいと思います。
我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国家として、ひたすらに歩んでまいりました。戦争の惨禍を二度と繰り返さない。この誓いは令和の時代においても決して変わることはありません。平和で、希望に満ち溢(あふ)れる新たな時代を創り上げていく。そのことに不断の努力を重ねていくことを、改めて、御霊にお誓いいたします。
沖縄の方々には、永きにわたり、米軍基地の集中による大きな負担を担っていただいております。この現状は、何としても変えていかなければなりません。政府として、基地負担の軽減に向けて、一つ一つ、確実に、結果を出していく決意であります。
昨年引き渡しがなされた西普天間住宅地区跡地は、嘉手納(かでな)以南の土地の返還計画に基づき実現した初の大規模跡地であり、基地の跡地が生まれ変わる成功例として、県民の皆様に実感していただけるよう、跡地利用の取組を加速します。
引き続き、「できることはすべて行う」、「目に見える形で実現する」との方針の下、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります。
美しい自然に恵まれ、アジアの玄関口に位置する沖縄は、今日、その優位性と潜在力を存分にいかし、大きな発展を遂げています。出生率は日本一、沖縄に魅せられて訪れた観光客は昨年度約1000万人と、6年連続で過去最高を更新しました。沖縄が日本を牽引し、21世紀の「万国津梁(しんりょう)」として世界の架け橋となる。今、それが現実のものとなりつつあります。この流れを更に加速させるため、私が先頭に立って、沖縄の振興をしっかりと前に進めてまいります。
結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと、御遺族の方々の御平安を、心からお祈りし、私の挨拶といたします。
「ふるさとの文化コーナー」は日本のコンビニエンスストアーについて。
今週の一曲、朝鮮語は、宇多田ヒカルの「First Love」と井上陽水奥田民生の「ありがとう」の2曲、いずれも今年1月に登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」が出ている。
「ふるさとの声」は5月19日東京での国民大集会に先立って行われた昼食会における安倍総理の挨拶から。
皆さんこんにちは、・・・ 先日、訪米をいたしまして、トランプ大統領と首脳会談を行いました。その際、 第2回目の米朝首脳会談の中身につきまして、より詳細なお話を伺うことができました。大統領は一番重要な初日の最初の、いわゆるテタテの会談におきまして金正恩に対し、拉致問題に関する私の考え方を伝えていただいたわけでございます。これは言わば外交の意味におきましても、私共もそうなんですが、一対一の会談というのは、非常に微妙な話をする外交上にとっては大変貴重な時間でございますが、その時間を米国の大統領があえて割いて、そして拉致問題についてトランプ大統領より伝えたということについては、その意味について金正恩委員長にも伝わったのではないかと、こう思います。そして、その後の少人数の夕食会におきましても再び拉致問題について提起し、金正恩委員長と議論が行われたということでございました。大変その意味におきましては、米朝首脳会談における拉致問題の位置づけは重要なものとなり、意義深いものがあったとこのように考えております。
来週にはトランプ大統領が来日されることになっておりますが、その際再び皆様方とお目にかかることになっているわけでございます。前回訪日した際、皆様方との面会において大変強い印象を受けたそうでございました。大統領としても、是非この問題について自分も力になりたいという気持ちを強く持っておられるわけでございました。だからこそ米朝首脳会談の場において、あえて2回にわたって取り上げたということではないかと、こう思うわけでございます。
そしてその上で、拉致問題の解決に向けましては、我が国自身が主体的に取り組んでいかなければなりません。日朝間における相互不信の殻を打ち破り、新た な一歩を踏み出していく必要があります。そのためには、私自身が金正恩委員長
と直接向き合わなければならないと、こう決意をいたしております。条件を付けずに金正恩委員長と会って、そして率直にまた虚心坦懐に話をしたいと考えています。
皆様とは様々な機会でお目にかかりましたし、またお手紙も頂きました。本当に皆様方の、一日も早くこの問題を解決してもらいたいという思いがいつも伝わってくるわけでございます。今年2月に皆様は、家族会そして救う会の運動方針そして金正恩委員長へのメッセージを作成されたわけでございますが、これらに込められた思いを胸に刻みつけながら、全力で拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて、全力で取り組んでいく決意でございます。
拉致問題は安倍内閣で解決する。拉致被害者の方々と御家族の皆様が抱き合う日が来るその日まで、我々の使命は終わらない。その決意で、今後とも全力で取り組んでまいります。この後またより詳細なお話もさせていただきたいと思いま
す。また、さらに皆様方の思いも伝えていただければと、このように思う次第でございますのでどうぞよろしくお願いいたします。
「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、姉、市川龍子さんからのメッセージと松本京子さんへ、兄、松本哉さんからのメッセージである。いずれも2019年2月に収録したもの。1357番組終了。
1300の「しおかぜ」は2波とも強力である。6070kHzにはジャミングが出ていない、5935kHzには出ているが八俣の電波につぶされている。月曜日は失踪者の氏名生年月日などの読み上げである。
1405の5980と6070kHzもジャミングはなくローカル局並みの強さである。この時間は先週6月24日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHz、台湾送信の9450と9560kHzである。いずれもジャミングは無くクリアー、かつ強力に聞こえている。
懐かしい日本の歌は「富士の山「である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするなど、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。
そしてお母さん横田早紀江さんから、2019年1月収録メッセージが出ている。次いで2019年1月26日「拉致問題を考える国民の集いin大阪」で収録した横田拓哉さんと、2018年9月東京で開催された国民大集会で収録した弟さん横田哲也さんの訴えが出ている。この番組は2019年3月28日、4月19日、29日、5月10日、20日、30日、6月10日、21日と同じ内容である。