1300の「しおかぜ」は7345kHz、CNR1の混信が激しい。木曜日は英語放送が出ている。受信する地域によってはCNR1が弱く、英語放送がクリアーに聞こえている。1324:30と1354:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405の6085kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は9965kHzが良好である。9705kHzは聞こえない。しかしこれも受信地が違えば9705kHzも強力である。かつジャミングも出ているのがはっきりとわかる。
21日木曜日は1430も同じ番組が出ている。3波ともよく聞こえている。9960kHzは約40秒頭切れ、9560kHzは若干弱い。
「ふるさとの風ニュース」は3月6日、安倍総理が拉致被害者家族と面会、あいさつで次のように述べた。
「今日はそれぞれお忙しい中、官邸にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
先般行われた第2回目のハノイにおける米朝首脳会談の結果について、その直後にトランプ大統領と電話首脳会談を行いまして、そのときの状況等についてお話を伺いましたので、皆様方にも御報告をさせていただきたいと思います。
首脳会談の結果につきましては、朝鮮半島の非核化に向けた強い決意の下、安易な譲歩は行わず、同時に建設的な議論を続けていくという、このトランプ大統領の決断を日本としては支持するということを申し上げたところでございます。
そして同時に、トランプ大統領には首脳会談の前に電話でお話をさせていただいたときに、拉致問題の解決を日本としては重視しているという話をいたしまして、そして私の解決に向けた考え方について、金正恩(キム・ジョンウン)委員長に伝えていただくように、今回もお願いしたところでございますが、トランプ大統領からは金正恩委員長に対しまして、最初の一対一の首脳会談におきまして、この拉致問題を提起していただき、私の考え方を伝えていただいたということでございます。そして、さらにはその後の少人数の夕食会におきましても、引き続きこの問題を提起し、首脳間での真剣な議論が行われたと、こういうことでございました。
今後、米国の方針としても北朝鮮との協議は継続するということでございまして、拉致問題については、あらゆるチャンスを逃さないとの基本的方針に基づいて、この問題を解決していきたいと思っているところでございます。そのためにも、この問題を解決していく上においては、次は私自身が金正恩委員長と向き合わなければならない。こう考えているところでございます。この後また詳細について、更にお話をさせていただきたいと、このように思います。」
ニュース解説は、3月4日「中国専門家の見方」について。2月末のハノイサミットは失敗ではないとしている。北朝鮮には引き続き対話を続けていきたいという意欲があると判断している。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「涙のリクエスト」、昨年6月以来の登場である。日本語放送は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」、これは今月1430の今日の一曲でも出ている。
ふるさとの声は、2018年11月2月0日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」富山市公演を開催、富山県石井隆一知事のあいさつが出ている。1330の放送は認定拉致被害者の氏名、スケジュールの紹介があり1357に終了しているが、1430の放送は1457にアニメソング「鉄人28号」が出ている。