2019年02月07日

2月6日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7345kHz、先週水曜日は英語放送が出てきたが、今週は通常通りの朝鮮語放送である。激しい混信で受信状態は悪い。
1325:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている、今回は拉致被害者家族の声で、横田滋さんのメッセージが日本語のまま流されている。1355:30のメッセージは有本佳代子さんから、これも日本語のまま出ている。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」はパラオの9965kHzがクリアーに聞こえている。WHRのアナウンスが出ているため約40秒遅れで始まっている。
9705kHzは強力ジャミングにつぶされており全く聞こえない。今週の一曲、朝鮮語はZOOのChoo Choo TRAIN、昨年10月に登場している。日本語は1978年のヒット曲、堀内孝雄「君の瞳は一万ボルト」、昨年8月に登場している。
ふるさとの声は、11月9日南アルプス市で開催の拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」公演から、柵木環山梨県副知事と手塚千広南アルプス副市長のあいさつが出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信の9960kHzが聞こえている。台湾送信はかなり弱いが7295kHzは聞こえている。いずれもジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌、「江戸子守歌」で番組開始、昨年3月以来の登場である。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2018年9月国民大集会で収録のメッセージである。続いて2018年2月収録のメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2018年2月収録のメッセージである。
今日の一曲は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。今年1月18日に登場している。最後にスケジュールなどの照会があり番組終了。


1600の「ふるさとの風」は3波とも聞こえているが、9690kHzが特に強力である。いずれもジャミングは全くない。ふるさとの風ニュースは1月28日198国会で安倍総理の施政方針演説から、地球儀俯瞰外交の総仕上げと題する部分が出ている。以下その内容である
 我が国の平和と繁栄を確固たるものとしていく。そのためには、安全保障の基盤を強化すると同時に、平和外交を一層力強く展開することが必要です。
 この6年間、積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携えて、世界の平和と繁栄にこれまで以上の貢献を行ってきた。地球儀を俯瞰(ふかん)する視点で、積極的な外交を展開してまいりました。
 平成の、その先の時代に向かって、いよいよ総仕上げの時です。
 昨年秋の訪中によって、日中関係は完全に正常な軌道へと戻りました。「国際スタンダードの下で競争から協調へ」、「互いに脅威とはならない」、そして「自由で公正な貿易体制を共に発展させていく」。習近平主席と確認した、今後の両国の道しるべとなる三つの原則の上に、首脳間の往来を重ね、政治、経済、文化、スポーツ、青少年交流をはじめ、あらゆる分野、国民レベルでの交流を深めながら、日中関係を新たな段階へと押し上げてまいります。
 ロシアとは、国民同士、互いの信頼と友情を深め、領土問題を解決して、平和条約を締結する。戦後七十年以上残されてきた、この課題について、次の世代に先送りすることなく、必ずや終止符を打つ、との強い意志を、プーチン大統領と共有しました。首脳間の深い信頼関係の上に、1956年宣言を基礎として、交渉を加速してまいります。
 北朝鮮の核、ミサイル、そして最も重要な拉致問題の解決に向けて、相互不信の殻を破り、次は私自身が金正恩委員長と直接向き合い、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動いたします。北朝鮮との不幸な過去を清算し、国交正常化を目指します。そのために、米国や韓国をはじめ国際社会と緊密に連携してまいります。
 北東アジアを真に安定した平和と繁栄の地にするため、これまでの発想にとらわれない、新しい時代の近隣外交を力強く展開いたします。
 そして、インド洋から太平洋へと至る広大な海と空を、これからも、国の大小にかかわらず、全ての国に恩恵をもたらす平和と繁栄の基盤とする。このビジョンを共有する全ての国々と力を合わせ、日本は、「自由で開かれたインド太平洋」を築き上げてまいります。

ニュース解説は1月末、日本を訪れたロシア専門家の見方について、北朝鮮との関係は極めて薄いものである、それほど重要視はしていないとしている。
今週の一曲は1978年のヒット曲、堀内孝雄「君の瞳は一万ボルト」、昨年8月に登場している。
ふるさとの声は、11月9日南アルプス市で開催の拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」公演から、柵木環山梨県副知事と手塚千広南アルプス副市長のあいさつが出ている。
番組最後に12名の拉致被害者氏名、放送時間周波数のアナウンスがあり、1627にアニメソング「ジャングル大帝」が出ている。6045kHzは1628に停波、9690kHzは1630まで出ている。

1600の「しおかぜ」は6095kHz、5kHz下からの被りが強いが聞き取りは十分可能である。1300と同じ朝鮮語放送である。
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