日の入りも冬至に比べれば30分以上も遅くなっているが、日没後のハイバンドは死んでいるときが多い。24日1300代の朝鮮語と日本語放送、パラオ送信が聞こえるのみ、それも後半は弱くなってしまった。台湾送信は全く聞こえない。9940kHzのRadio Thailand日本語もいつもの強さはない。
1300の「しおかぜ」はいつものことながら中ごじゅと同じ周波数がお好きなようで、完全に飲み込まれている。7345kHzはかすかに英語放送の出ているのがわかる。24日木曜日もジャミングは全く出ていない。
1405の「しおかぜ」は7295kHz、ジャミングは聞こえない、上下からの被りがあるものの聞き取りは可能である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
そして1430には同じ7295kHzに台湾送信の「ふるさとの風」が出てくる。
1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信が弱いながらも聞こえている。9560kHzは音沙汰なし、7295kHzは上下の混信を受けながらも聞こえている。いずれもジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」である。
拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期放送NHK連続テレビ小説「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、28日、7月8日、18日、29日、8月8日、19日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月11日、22日、12月2日、12日、23日、2019年1月2日、13日と同じ内容である。