1300の「しおかぜ」は6085kHzがジャミングの中比較的よく聞こえている。月曜日は拉致被害者。失踪者の氏名生年月日などの読み上げである。
1300台の朝鮮語、日本語放送は7295kHzがよく聞こえている、パラオの9965と台湾の9705kHzは弱い。今日から新しい番組となる。ふるさとの風ニュースは2019年1月4日伊勢神宮を参拝、安倍総理年頭記者会見から冒頭発言。
皆様、明けましておめでとうございます。
「平成31年、平成最後となる新年に当たり、先ほど伊勢神宮を参拝し、皇室の弥栄と我が国の安寧、発展をお祈りいたしました。ほぼ200年ぶりに皇位継承が行われる歴史的な1年の始まりに際し、境内の凜とした空気に触れますと、いつにも増して身の引き締まる思いであります。
本年の干支は己亥(つちのとい)であります。前回の己亥は、60年前の昭和34年、日米安保条約の改定交渉が行われた年です。大詰めを迎える日米交渉の傍ら、国内では正に国論を二分する議論が交わされました。しかし、先人たちは決して逃げなかった。国の行く末を見据えながら、決然とその責任を果たしました。改定された日米安保条約は、60年後の今なお我が国の外交・安全保障政策の基軸となっています。今を生きる私たちもまた責任を果たさなければなりません。
冷戦終結とともに始まった平成の30年間に国際情勢は激変した。戦後世界を形づくってきたものが大きく揺れ動きました。こうした変化に真正面から向き合い、私たちの子や孫の時代、次の60年を見据え、日本外交の新しい地平を切り開いてまいります。
5日前、TPP協定が発効しました。来月には、欧州とのEPAも発効します。本年は、米国との交渉がスタートし、ASEAN10ヶ国に中、韓、インド、豪州、ニュージーランドを加えたRCEP交渉も大詰めを迎えます。保護主義への疑念が高まる世界にあって、日本はしっかりと自由貿易の旗を高く掲げ、新しい時代の公正なルールづくりをリードしてまいります。
北東アジアをめぐる情勢も、昨年6月の米朝首脳会談により歴史的な転換点に差し掛かっています。北朝鮮の核・ミサイル、そして最も重要な拉致問題の解決に向けていかなるチャンスも決して逃すことなく、果断に行動してまいります。
昨年秋の訪中では、習近平主席と今後の両国の道しるべとなる3つの原則を確認しました。本年は、その本格始動の年であります。日中関係を新たな段階へと押し上げてまいります。
そして、ロシアとは北方領土問題を解決して、平和条約を締結する。戦後70年以上残されてきたこの課題に、次の世代に先送りすることなく、必ずや終止符を打つとの強い決意を昨年、シンガポールの地でプーチン大統領と共有しました。事情が許せば、今月下旬に私がロシアを訪問し、平和条約交渉を前進させる考えであります。
今こそ、戦後日本外交の総決算を行っていく。本年はその目標に向かって大きく前進する一年にしたいと考えております。」
ニュース解説は北朝鮮新年辞の反響について。ふるさとの声は11月20「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」から米子市長の挨拶が出ている。
今週の一曲は政府主催国際シンポジウム第三部ミニコンサート (内閣官房拉致問題対策本部事務局・特定失踪者問題調査会共催・北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録)から宇佐美由美子の「途切れた道しるべ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は3波とも受信状態は悪い、台湾送信の7295kHzがかぶりを受けながらも聞こえている。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど、トップとの関わりがあることから、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気、はっきりと聞こえる。お母さん横田早紀江さんから、新しく2018年2月収録のメッセージ。
そして2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、この番組は2018年3月28日、4月6日、16日。26日、5月8日、18日、28日、6月7日、18日、29日、7月9日、20日、30日、8月9日、20日、31日、9月10日、20日、10月2日、12日、22日、11月1日、12日、23日、12月3日、14日、24日、2019年1月3日と同じ内容である。