2019年01月14日

1月13日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングを抑えてクリアーに入感しているが、バックでパルスジャミングが聞こえている。昨日と同じ番組である。
いつものように緊急メッセージの後、12月15日の国際シンポジウム第三部でのコンサートの模様が出ている。出演者全員及び立川第七中学校生徒による「ふるさと」の合唱など。続いて昨年11月に失踪した北朝鮮駐イタリア代理大使が亡命したというニュース。
そして国境警備隊の将校を密輸の疑いで逮捕されたというRFAのニュースから。100匹の山羊を中国へ密輸したとして北朝鮮将校たちが逮捕されたというもの。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、毎年正月が来ても新年の挨拶ができない状態が続いている。なんでも平成最後、一般参賀に15万人も、拉致被害者は平成も知らずに新しい元号を迎えることになる。昨年10月、皇后陛下のお言葉、「陛下や私の若い日と重なって始まる拉致被害者の問題などは、平成の時代の終焉と共に急に私どもの脳裏から離れてしまうというものではありません。これからも家族の方たちの気持ちに陰ながら寄り添っていきたいと思います」
「日本政府からご家族の声をお届けします」は、松本孟さんのメッセージ、昨年11月20日米子市で開催された「美しい故郷へ…必ず取り戻す! 拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」での収録。最後のスケジュールアナウンスは依然として30分早い時間をアナウンスしている。「北朝鮮時間夜9時30分から10時30分までは6040kHzまたは6165kHzまたは7215kHzのいずれか・・・」

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は9705kHzがジャミングで聞きづらい、7295、9965kHzは良好である。同じ番組が一週間続いた最後の放送である。ふるさとの風ニュースは、12月15日国際シンポジウムに登壇、めぐみさんの弟、横田拓哉さんの挨拶が出ている。
ニュース解説は北朝鮮の新年辞について。ふるさとの声は12月15日に表彰式で作文コンクール最優秀賞に選ばれた高校生の部の朗読である。今週の一曲、朝鮮語は2009年のヒット曲THE ALFEEの「星空のディスタンス」が聞こえている。昨年10月にも登場している。日本語放送は12月15日の関連行事第三部で披露された、人気歌手sayaさんの拉致問題の早期解決を願って作られた楽曲、「Wait A While~その日を信じて」である。1357に番組終了、あとはBabcock Musicが流れている。
1405の7245kHzもCNR2の混信は弱く、比較的良好である。この時間、パラオの9965kHzは朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが弱く音にならないレベル。7295kHzのジャミングも1400過ぎに止まっている。9960kHzとともにクリアーに聞こえている。
拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期放送のNHK連続テレビ小説「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、28日、7月8日、18日、29日、8月8日、19日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月11日、22日、12月2日、12日、23日、2019年1月2日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は6095kHz、この時間ジャミングはない、昨日並びに1300と同じ番組である。

同じく1600の「ふるさとの風」は9690kHz以外はクリアーに聞こえている。1330と同じ番組である。パラオ送信はこのあと土日は9965kHzで1630から朝鮮語番組が出ている。
1700の「ふるさとの風」は6155kHzが強力である。何時もジャミングは全く出ていない。1430と同じ番組である。

7530kHzのRBAからの朝鮮語放送は13日は通常通り放送された。宗教のない北朝鮮はすべての朝鮮語放送にジャミングを出している。しかしほとんどは放送波のほうが強く受信の影響はない。
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