10月22日1300代の朝鮮語、日本語放送は比較的良好である。台湾送信の9465、9705kHzはよく聞こえている。今日から新しい番組である。拉致問題インフォメーションは、10月12日共同通信加盟社編集局長会議における安倍総理のスピーチが出ている。
「国際社会もダイナミックに変化を遂げています。6年前に、トランプ大統領の登場を、誰が予測したでしょうか。初の米朝首脳会談が行われることを、誰が予想したでしょうか。この、セオリーなき時代において、外交に求められることは、ぶれることのない確かな信念と、地球儀を俯瞰(ふかん)する大きな視座、そして、世界の変化や動きをチャンスに変える柔軟性であります。北朝鮮の拉致、核、ミサイルの問題を解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指す。この不動の方針の下、私も、トランプ大統領と同様、相互不信の殻を打ち破り、金正恩(キム・ジョンウン)委員長と直接向かい合っていく。そして、拉致問題の早期解決を成し遂げる。そう決意しております。」
ニュース解説は10月9日モスクワで開催の3ヶ国外務次官級会議について。北朝鮮の非核化をめぐる問題について。
今週の一曲朝鮮語は1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」、今年6月にも登場している。日本語は9月15日神戸市での共同公開収録から、BOROの「春夏秋冬抱きしめて」のライブバージョンである。
ふるさとの声は10月8日「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」における、菅拉致問題担当大臣の冒頭挨拶から。
1300の「しおかぜ」は6165kHzである。CNR6の混信が強く受信状態は悪い。月曜日は拉致被害者、失踪者の氏名生年月日の読み上げである。
1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが最も強い、次いで台湾の9560kHz、9450kHzは弱く音にならない。 懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど、トップとの関わりがあることから、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気、はっきりと聞こえる。お母さん横田早紀江さんから、新しく2018年2月収録のメッセージ。
そして2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、この番組は2018年3月28日、4月6日、16日。26日、5月8日、18日、28日、6月7日、18日、29日、7月9日、20日、30日、8月9日、20日、31日、9月10日、20日、10月2日、12日と同じ内容である。