2018年09月10日

9月9日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6165kHz、八俣の電波は強く受信状態は良好である。前半は朝鮮語放送、後半1330は日本語放送である。ジャミングは全くない。昨日と同じ番組が出ている。いつものように緊急放送メッセージから。去る8月12日の共同公開収録の模様。まず河村たかし名古屋市長のメッセージが聞こえている。続いて特定失踪者秋田美和さんの姉、吉見美保さんからのメッセージが出ている。
拉致被害者救出を願うコンサートから、山口采希の「空と海の向こう」。続いて、1959年から始まった帰国事業で北朝鮮に渡った脱北者男女5人が、8月20日、北朝鮮政府と金正恩を相手に、東京地方裁判所に提訴したというニュース。提訴後の記者会見では悲惨な生活の模様が語られている。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、北朝鮮の非核化に疑念を抱いていることなどである。1322:40と1353:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングは無い、5kHz上からの被りがあるが、概ね受信状態は良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9465と9705kHzが弱いながらも聞こえている。9900kHz代は聞こえない、一週間続いた最後の番組が出ている。拉致問題インフォメーションは8月22日、安倍総理とトランプ大統領との電話会談について。
ニュース解説は、「アメリカ専門家の見方」、トランプ大統領の対北朝鮮政策について一貫性があるのかないのか。中国の圧力により、国務長官の訪朝を中止したことなど。中国の強硬政策が北朝鮮に大きな影響を与えている。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」が出ている。今年3月にも登場している。日本語は8月12日になぎ屋で開催された共同公開収録から、人気女性歌手sayaさんの「Wait A While~その日を信じて」が出ている。
ふるさとの声は署名を携え内閣官房事務局を訪れた、北朝鮮拉致問題の解決を促進する大阪地方議員連絡会の吉田大阪府議、大阪ブルーリボンの会代表者中林さんからのメッセージである。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzがベスト、9560と9450kHzは弱い、懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期放送のNHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、28日、7月8日、18日、29日、8月8日、19日、30日と同じ内容である。したがって最後の周波数アナウンスはB17のままである。

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