21日、土曜日、1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングがかなり強い、かなり聴きづらい、地域によって受信状態に大きな差があるようだ、西へ行くほどジャミングの影響が少ないようだ。
土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。いつものように緊急メッセージの後、まず金日成の死亡について、24年前の7月8日に死亡したことになっている。翌9日に発表された医学的結論書によって、金正日が殺したのではないと証明しなければならなかった。解剖までして死因を発表しなければ、だれもが殺されたと思ったからである。
6月16日の拉致被害者救出に関する日本国内の動きについて。拉致被害者救出への自衛隊の活用を求める元自衛隊員・予備自衛官等の署名が行われ、政府関係者に要望した。
自衛隊の任務は、「我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。」とあります。これを狭義に捉えると「領土保全」ということになりますが、防衛の対象となる国は主権、領土、国民から構成されることは申すまでもありません。また、憲法には「主権が国民に存す」ことを明記しており、国民に対する北朝鮮政府の侵害行為は、主権と国民に対する直接的実力行使に当たり、かつ、我が国領土内での実力行使すなわち侵略に該当するものと考えます。
このような事実が国際的にも確認されているのにも拘らず、自衛隊はこれまで拉致被害者の救出に使われたことがありません。情報収集から邦人保護・輸送までできることは様々あり、拉致問題が国政の最重要課題であるならば自衛隊の活用は当然であると考えます。私たちは政府の決断と関連諸法制の早急な整備を求めます。7月7日にはこれをテーマにしたシンポジウムが開かれた。
救出への道コーナーは先日のポンぺオ国務長官の訪朝についてなど。拉致被害者を返さないという態度をとり続けるならば、アメリカもそんなに優しくはないぞと。
1323:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。6月29日の「全被害者の即時一括帰国を!特別集会」の内容である。
最後のスケジュールは相変わらず以前の北朝鮮時間で、夜9時30分からとアナウンスしている。なぜ?。後半1330は朝鮮語放送である。
1300の「イルボネパラム」は9465kHzが強い、9900kHzはく聞き問困難なほど変調が浅い。9940kHzは良好である。1330の「ふるさとの風」は9705kHzが強い、9455と9950kHzもよく聞こえている。ジャミングは全くない、聞こえない、出ていない。この時間は毎にい同じ番組が出ている。
1430の「ふるさとの風」は、9560kHzが最も強い、いつものように9450kHzは強いだけで音量が小さい。パラオの9960kHzは1.2秒ほど遅れて聞こえているが強力である。3波ともジャミングは全くない。
懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったとも受け止められる。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2018年2月に収録したメッセージである。同じくお母さん有本加代子さんのメッセージが出ている。今週の一曲はなし。この番組は2018年3月11日、20日、29日、4月7日、17日、27日、5月9日、19日、29日、6月9日、19日、30日と同じ内容である。