2018年07月21日

7月20日「しおかぜ」

20日の「しおかぜ」、6165kHzのジャミングが止まり、今日は7215kHzへ出てきた。16日も経ってからジャミングというのも珍しい。容易に周波数が替えられない送信機のようだ。
金曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。八俣の電波は強く、ジャミングの影響は軽い。

1300代の朝鮮語と日本語放送、9900kHzは変調が浅く聞き取り困難である。9465、9705kHzがベスト、9455、9940、9950kHzもクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「夜明けのブレス」、昨年12月以来の登場である。日本語放送は1968年のヒット曲、黛ジュンの「天使に誘惑」である。2016年7月以来2年ぶりの登場となる。
ふるさとの声は横田めぐみさんのお母さん横田早紀江さんからのメッセージが出ている。スケジュールアナウンスなどがあり、1357に終了している。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560と9960kHzの3波、9560kHzが最もよく聞こえている。あとは音量が小さい。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で番組開始。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど、トップとの関わりがあることから、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気、はっきりと聞こえる。お母さん横田早紀江さんから、新しく2018年2月収録のメッセージ。
そして2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、この番組は2018年3月28日、4月6日、16日。26日、5月8日、18日、28日、6月7日、18日、29日、7月9日と同じ内容である。

1500代の「イルボネパラム」、7335kHzは混信が強いが、9975、9965、9685kHzは強力且つクリアーに聞こえている。9685kHzにはジャミングが出ているが弱く全く影響はない。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは全くない、八俣からの電波はローカル局並みに強い。朝鮮語放送がクリアーに聞こえている。

1600の「ふるさとの風」は3波ともクリアーである。いずれもジャミングは確認できない。1330と同じ番組である。そして1627にアニメソング「オバケのQ太郎」が出ている。
1700の「ふるさとの風」は6155kHz、この時間もジャミングはない。台湾送信も強くよく聞こえている。1430と同じ番組が出ている。

1530のBBC、3波ともジャミングが出ている。しかし各波とも放送波が強く大きな影響はない。受信状態は良好である。
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