14日1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングは全くない、受信状態は極めて良好である。6165kHzへの垂れ流しが続いている。土曜日は日本語放送から、いつものように緊急メッセージの後、まず金日成の死亡について、24年前の7月8日に死亡したことになっている。翌9日に発表された医学的結論書によって、金正日が殺したのではないと証明しなければならなかった。解剖までして死因を発表しなければ、だれもが殺されたと思ったからである。
6月16日の拉致被害者救出に関する日本国内の動きについて。拉致被害者救出への自衛隊の活用を求める元自衛隊員・予備自衛官等の署名が行われ、政府関係者に要望した。
自衛隊の任務は、「我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。」とあります。これを狭義に捉えると「領土保全」ということになりますが、防衛の対象となる国は主権、領土、国民から構成されることは申すまでもありません。また、憲法には「主権が国民に存す」ことを明記しており、国民に対する北朝鮮政府の侵害行為は、主権と国民に対する直接的実力行使に当たり、かつ、我が国領土内での実力行使すなわち侵略に該当するものと考えます。
このような事実が国際的にも確認されているのにも拘らず、自衛隊はこれまで拉致被害者の救出に使われたことがありません。情報収集から邦人保護・輸送までできることは様々あり、拉致問題が国政の最重要課題であるならば自衛隊の活用は当然であると考えます。私たちは政府の決断と関連諸法制の早急な整備を求めます。7月7日にはこれをテーマにしたシンポジウムが開かれた。
救出への道コーナーは先日のポンぺオ国務長官の訪朝についてなど。拉致被害者を返さないという態度をとり続けるならば、アメリカもそんなに優しくはないぞと。
1323:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。6月29日の「全被害者の即時一括帰国を!特別集会」の内容である。
最後のスケジュールは相変わらず以前の北朝鮮時間である。
1300の朝鮮語と日本語放送、9900kHzはジャミングでNG、9940kHzも変調が浅いのか聞きづらい。朝鮮語は9465kHzが良好である。日本語放送は9705kHzが強いが9455や9950kHzもクリアーに聞こえている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHzが強い、もちろん9450kHzも強いが変調が浅い。この時間は日替わりで違う番組が出てくる。パラオの9960kHzは約一分遅れで聞こえている。
なつかしい日本の歌「さくらさくら」で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2018年2月の手紙が代読されている。残された一眼レフカメラの話題なども話している。
今日の一曲は2015年度下半期放送、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌から、AKB48の「365日の紙飛行機」が出ている。
この番組は2018年3月23日、4月1日、10日、21日、5月1日、12日、22日、6月2日、12日、22日、7月4日と同じである。