1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信各波は良好である。朝鮮語の9900kHzだけ弱いジャミングが出ている。拉致問題インフォメーションは安倍総理の発言が出ている。ニュース解説はロシア韓国首脳会談について。鉄道、ガスパイプラインを連結しようという話。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、先月にも登場している。日本語は1968年のヒット曲、ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、昨年10月以来の登場である。
ふるさとの声は、曽我ひとみさんからのメッセージが出ている。認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了である。
1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングを完全にブロック、受信状態は極めて良好である。木曜日は英語放送である。1354:30に「日本政府からのメッセージ」が出ている。米朝首脳会談を受けた内容に更新されている。
1405の「しおかぜ」も6165kHz、ジャミングの影響は全くない。この時間は日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」、パラオ送信の9960kHzがいつになく弱い、ジャミングは無く聞き取りは可能である。台湾送信の9560、9450kHzはいずれも強力である。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期NHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日と同じ内容である。