1300の「しおかぜ」は6165kHz、混信もほとんどわからない、受信状態は極めて良好である。火曜日は被害者家族からの手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのメッセージ、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんから、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙
1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。メッセージ内容はこの放送から6月12日の米朝サミット開催の内容に更新された。後半1330からも日本語放送で、引き続き失踪者家族の手紙の一部が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんから
以上の方々からの手紙が読まれた。1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、番組本体は4年前と同じだが、メッセージ内容は更新されている。
1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は9900kHz以外は良好である。昨日から新しい内容の番組である。拉致問題インフォメーションは、6月7日ホワイトハウスでの会見から安倍総理の発言が出ている。続いて6月9日、G7シャルルボワ首脳コミュニケを発表、参加各国は北朝鮮に対し次のように要望した。
我々は、引き続き、北朝鮮に対して、全ての大量破壊兵器(WMD)、弾道ミサイル並びにそれらに関連する計画及び施設の、完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄を求める。
我々は、完全な履行を前提として、北朝鮮による、核実験及び弾道ミサイル発射のモラトリアムに関する発表、4月27日の「板門店宣言文」で示された非核化へのコミットメント、そして、5月24日の一見したところの豊渓里核実験場の閉鎖を含む、最近の進展を認めるが,完全な非核化の重要性を改めて表明する。
北朝鮮の全ての大量破壊兵器及び弾道ミサイルの廃棄は、朝鮮半島における全ての人々にとって、更なる前向きな未来と、あまりにも長く苦しんできた北朝鮮の人々にとっての繁栄のチャンスへとつながる。しかし、更なる行動が必要であり、我々は、全ての国に対し、北朝鮮に自らの方針を変えさせ、決定的かつ不可逆的な行動を取らせるため、関連国連安保理決議の完全な履行を含め、強固な圧力を維持することを要請する。
この文脈で、我々は、北朝鮮に対して、北朝鮮の人々の人権を尊重するとともに、拉致問題を即時に解決するよう改めて要請する。
1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。9560kHzが最も強く、いつものように9450kHzは強いだけで音量が小さい。パラオの9960kHzは1.2秒ほど遅れて聞こえている。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で開始。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったとも受け止められる。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2018年2月に収録したメッセージである。同じくお母さん有本加代子さんのメッセージが出ている。今週の一曲はなし。この番組は2018年3月11日、20日、29日、4月7日、17日、27日、5月9日、19日、29日、6月9日と同じ内容である。