6日、日曜日の「しおかぜ」は7215kHz、通常ならば朝鮮語放送で始まるところだが、なぜか昨日と同じパターンで日本語放送が出てきた。受信状態は良好である。
緊急メッセージの後、4月27日に開催された南北首脳会談について。板門店共同宣言の内容について。
続いて田中実さんについて、2014年に北朝鮮が入国を認めていたことなど。5月9日に田中実・金田龍光さんに関する特別検証を行う。
救出への道コーナーは初めて金正恩が韓国側へ足を踏み入れたこと、日本のメディアの多くはこれで南北に平和が訪れると報じているようだが本当なのか?。韓国の点数稼ぎではないかと。1323:38に「日本政府からのメッセージ」が出ている。4月18日の日米首脳会談における内容である。緊急放送ISに次いで、スケジュールアナウンスが出ているが、まだ昨日までの北朝鮮時間である。
1300代の朝鮮語と日本語放送はいずれの周波数も良好である。6日日曜日はこの後1430の日本語放送も同じ番組である。今週の拉致問題インフォメーションは、4月22日、救う会の主催による「政府に今年中の全被害者救出を再度求める 国民大集会」が開催された。その集会における安倍総理の発言が出ている。
「皆さんこんにちは、内閣総理大臣の安倍晋三です。今、北朝鮮の側から、対話を求める動きがあります。これは正に、我が国が米韓両国と協力して、そして中国やロシアといった関係国と緊密に連携しながら、北朝鮮に対して最大限の圧力をかけてきた成果でもあります。
今月は南北首脳会談、その次には史上初めての米朝首脳会談が予定されています。これらの首脳会談を契機に、日本としては何よりも大切な拉致問題を前に進めていくよう全力を尽くす、そういう局面にきていると思います。
御家族の皆様の切なる思いを胸に、17日から20日にかけまして米国を訪問し、トランプ大統領と会談を行ってまいりました。
トランプ大統領も、身を乗り出して私の目を見ながら、真剣に聞いてくれました。そして、米朝首脳会談で拉致問題を提起する、そしてベストを尽くす、と力強く約束してくれました。
しかし、問題は首脳会談が行われ、そこで米国から提起されても、北朝鮮がどのように受け止め、実際に行動していくかであります。そしてこの拉致問題は正に日本の問題であり、日本が主体的に行動を取っていかなければならない問題であろうと、こう思うわけであります。
2002年に5名の拉致被害者の方々が帰国されましたが、それ以来15年以上、一人の拉致被害者の帰国も実現しておりません。拉致問題の解決に当初から取り組んでまいりました政治家の一人として、また、日朝首脳会談に官房副長官として同席した者として、痛恨の極みであります。拉致被害者の方々を北朝鮮から取り戻すためには、日本政府が主体的に取り組まなければなりません。まずは南北、そして米朝首脳会談の際に拉致問題が前進するよう、私が司令塔となって、全力で取り組んでまいります。
拉致問題は、安倍内閣の最重要・最優先の課題であります。拉致問題は、安倍内閣が解決をする、安倍内閣において解決をする。拉致被害者の方々が御家族の皆様と抱き合う日がやってくるまで私たちの使命は終わらない、との決意で今後ともこの問題に取り組んでまいります。
拉致問題の解決のためには、日本国民が一致して、拉致被害者を日本に返せ、と強い声を伝えていくことが大切なことであります。その声こそが、国際社会を動かし、そして北朝鮮を動かしていくことにつながっていく、このように思います。
皆さん、共に頑張ってまいりましょう。ありがとうございました。」
ニュース解説は「ポンペオCIA長官の極秘訪朝」について。今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、昨年12月にも登場している。日本語放送は1962年のヒット曲伊東ゆかりの「ロコモーション」、これは3年ぶりの登場である。
ふるさとの声は、松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。
そして1330には出ないが、今日の1430の放送では終了間近、1457に今月の懐かしいアニメソング「あかねちゃん」が出ている。9450、9560、9960kHzすべて強力各クリアーに聞こえている。しかし9450kHzは1458に終了、9560kHzは1459に終了、9960kHzの最後の30秒間T8WHのアナウンスで切られてしまう。