2018年05月06日

5月5日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7215kHz、土曜日は日本語放送から、いつものように緊急メッセージの後、4月27日に開催された南北首脳会談について。板門店共同宣言の内容について。
続いて田中実さんについて、2014年に北朝鮮が入国を認めていたことなど。5月9日に田中実・金田龍光さんに関する特別検証を行う。
救出への道コーナーは初めて金正恩が韓国側へ足を踏み入れたこと、日本のメディアの多くはこれで南北に平和が乙津れると報じているようだが本当なのか?。韓国の点数稼ぎではないかと。1323:38に「日本政府からのメッセージ」が出ている。4月18日の日米首脳会談における内容である。緊急放送ISに次いで、スケジュールアナウンスが出ているが、まだ昨日までの北朝鮮時間である。

1300代の「イルボネパラム」と「ふるさとの風」は良好である。9465、9705kHzは極めて強力。5日は9455と9950kHzがパラ、9705kHzが0.2秒ほど早く聞こえている。今週の拉致問題インフォメーションは、4月22日、救う会の主催による「政府に今年中の全被害者救出を再度求める 国民大集会」が開催された。その集会における安倍総理の発言が出ている。
ニュース解説は「ポンペオCIA長官の極秘訪朝」について。今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、昨年12月にも登場している。日本語放送は1962年のヒット曲伊東ゆかりの「ロコモーション」、これは3年前に登場している。
ふるさとの声は、松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信の9960と台湾送信の9560、9450kHzはいずれも強力である。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期NHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日と同じ内容である。当然最後の周波数アナウンスはB17のままである。

1500代の朝鮮語、台湾送信の9685kHzが特に強力である。7335、とパラオからの9975、9965kHzもクリアーである。
1600の「ふるさとの風」も各波よく聞こえている。特に9470kHzが強力である。1330と同じ番組、1627に懐かしいアニメソング「あかねちゃん」が出ている。

BBCの朝鮮語はこれまで通り1530-1830に放送されている。7355、9615、9900kHzいずれも強力である。ただ9900kHzは1750あたりから信号が落ち聞きづらくなった。
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