1300代の朝鮮語と日本語放送、今日の台湾送信は強力である。9465と9705kHzが特に強い。7295kHzはロシア局の混信がある。この時間は毎日同じ番組である。
朝鮮語はこのあと3回の放送とも同じ番組である。日本語放送は1600が同じ番組となる。拉致問題インフォメーションは2月23日、来日したモンゴル国外務大臣と加藤拉致問題担当大臣との会談内容について。
ニュース解説は「南北首脳会談と米朝首脳会談」について。この一週間の激変ぶりを解説している。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」が出ている。昨年8月以来の登場である。1973年のヒット曲、チューリップの「心の旅」、この曲も昨年8月の登場している。
ふるさとの声は、昨年11月18日新潟市で開催された「忘れるな拉致 県民集会新潟」から曽我ひとみさんの発言が出ている。最後にスケジュールが日本時間で、周波数は台湾送信が各時間とも一波のみアナウンスされている。
1300の「しおかぜ」は5935kHZ、ジャミングが強く全く聞き取り不可能である。時々朝鮮語が浮かんでくる程度。
1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHzが聞こえている。パラオが弱い。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」、4年ぶりの登場である。
拉致問題解説は、松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージで、2018年2月に収録した新しい内容である。2014年に92歳でお母さんが亡くなったことなども語っている。次いで弟松木信弘さんからも2018年2月収録のメッセージ。RFAからもこれらのメッセージが流れていると語っている。最後に二番目の姉松木照代さんから、これは以前と同じ2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた局である。