1300の「イルボネパラム」は7295、9465、9950kHzである。いずれの台湾送信も良好である。後半1330の「ふるさとの風」は7295、9705、9950kHzである。いずれもジャミングは全くない、受信状態は良好である。今日から新しい内容の番組である。
拉致問題インフォメーションは、1月18日、安倍総理はオーストラリア首相と会談、その模様から。1月28日河野外務大臣中国訪問、日中外相会議の模様など。
ニュース解説は「キム・ヨジョン氏の韓国訪問」について、平昌オリンピックを口実に北朝鮮の思うつぼ、制裁もすべて無視、平昌ならぬ、平壌オリンピックと揶揄されることになる。
今週の一曲、朝鮮語は、たまの「さよなら人類」、意味の良くわからない歌詞だが昨年9月にも登場している。日本語の今週の一曲は桜井純恵で「母恋し」、昨年8月以来久々の登場である。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さん本間勝さんから、2016年2月18日に収録したメッセージである。これは先週と同じである。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、パルスジャミングが出ているが、八俣の電波は強力である。影響はほとんどない。月曜日は日本語放送で失踪者の氏名生年月日、失踪年月日、失踪場所、失踪当時の年齢、現在の年齢が読み上げられている。後半1330も氏名読み上げである。
1405の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングは無い、受信状態は良好である。この時間は先週2月12日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。特にパラオの9960kHzがベストである。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡も歌っている。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期NHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2017年11月3日、12日、21日、30日、12月9日、18日、2018年2月1日、10日と同じ内容である。