2018年01月14日

1月13日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングは出ていないようだ、あるいはスキップしているのかも。若干ノイジーだが概ね受信状態は良好である。
土曜日は日本語放送から、まず金正恩の誕生日についての解説、母親の成分が低いということもあり、正確なことはあまり知られていない。
朝鮮人民軍の女性兵士について、救出への道コーナーは、1月3日産経新聞に掲載されためぐみへの手紙が読み上げられている。
 めぐみちゃん、こんにちは。いよいよ新しい年を迎えましたね。昨年の初め、「今年中に、すべての拉致被害者を救出していただきたい」と政府にお願いしながら、拉致問題が前に進まないまま1年間が過ぎてしまったことを、本当に切なく感じます。
 世間がせわしない雰囲気に包まれた年の瀬、お父さんとお母さんも落ち着かない日々を送りました。めぐみちゃんがいた頃は、クリスマスや大みそかを家族みんなで、にぎやかに過ごし、すがすがしい気持ちでお正月を迎えたものです。
 クリスマスは小さなツリーを飾り、好きな飲み物を飲んで、楽しく食卓を囲みました。お母さんが焼いたチキンも並べて、お祝いしましたね。大みそかは除夜の鐘を聞きながら年を越しました。でも、めぐみちゃんが姿を消してから、寂しい年末になってしまった。
 一年の終わりと、始まりを告げる鐘の音が響くたび、明るかったあなたを思い出し、大事なものが欠けているという現実を突きつけられます。
 いつになれば、あのころの楽しい日々を取り戻せるのか…。お父さんとお母さんにとって年末年始はとても辛(つら)い季節です。
 めぐみちゃんは寒さに強い女の子でした。小さいころは冬になるとよく、のどを痛めましたが、成長するごとに頑丈になった。お父さんやお母さんと違ってスポーツもよくできた。バレエや水泳、バドミントン。体をよく鍛え、よく食べ、よく歌を歌い、拓也や哲也と一緒になって、にぎやかに、はしゃいでいました。

 日本は今、身を切るような寒さですが、北朝鮮の厳寒は、それと比べようのないものでしょう。その厳しさに耐え、毎日、救いを待っているめぐみちゃんたちを思うと、心配で心配で仕方がなくなります。
 拉致されてあまりにも長い時がたち、身体が耐えられても、ひどく痛めつけられた心が耐えられるか。想像するだけで胸が苦しくなります。
 それでも、あなたのことだから、「きっと大丈夫だ」と強く信じています。
 クリスマスとお正月を迎えるたび心に思います。「拉致被害者と家族に思いがけない奇跡が与えられるのではないか」-。人の祈りは簡単に通じるものではありませんが、めぐみちゃんたちが一刻も早く祖国の土を踏み、日本国民をはじめ、世界中の人々が幸せに過ごせる日がやって来るよう、願ってやみません。
 めぐみちゃんが北朝鮮に拉致されてから、40年がたちました。昭和52年にあなたが姿を消し、理由さえ分からない地獄の20年間が過ぎ平成9年、北朝鮮にいることが分かってから、さらに20年が過ぎ去りました。
 大切な子供たちが助けを待っていることを知りながら、これほど長い時間がかかってなお、国民を救うという当たり前の責務がなぜ果たされないのか。怒りや悲しみはとうの昔に過ぎ去り、今はただただ、不思議に思うばかりです。
 お父さんは足腰が弱り、思うように話ができなくなりました。お母さんも体調を崩して声が出なくなり、大変な思いをしました。めぐみちゃんを追い続けた40年間、一瞬一瞬が死にものぐるいで深く考えることがありませんでしたが、振り返ると、想像を絶するとてつもない重荷を抱え、生きてきたことを実感します。
 昨年は本当に、いろいろなことがありました。北朝鮮は次々とミサイルを発射し、核実験を繰り返しました。軍事的緊張で破滅の予感が広がりました。「めぐみちゃんたちは一体、どうなってしまうのか」。不安にさいなまれ、眠れない日々が続きました。
 お父さんもお母さんも80才を超え、おじいちゃんとおばあちゃんになり、さらに重すぎる現実を突きつけられ、疲れ果てています。それでも、思いがけず、米国のドナルド・トランプ大統領が国連でめぐみちゃんのことを語り、世界中に非道な国家犯罪の事実を知らしめてくださいました。来日された際には直接、家族会の皆様と思いを伝える機会もいただきました。
 さまざまな動きの中で、「本当に良い風が吹いてきている」と、前向きに捉えています。もちろん、拉致問題の解決は日本が自らの力で成し遂げなければなりません。被害者を救えなければ「国家の恥」です。世界中から侮られ、未来の子供たちに取り返しのつかない禍根を残すでしょう。お父さんもお母さんも、日本は本当にすばらしい国だと誇りに思っています。だから必ず、めぐみちゃんたちを救ってくださると信じています。
 年老いた拉致被害者と家族に残された時間はありません。昨年も、拉致問題の解決を心から願い、必死に闘ってきた方たちが数多く旅立たれていきました。
 12月、増元るみ子さんのお母様の信子さん、曽我ひとみさんのご主人のジェンキンスさんが相次いで亡くなられました。大切な人々が次々と世を去るたび、痛恨の思いとともに、底知れぬ焦りを感じるのです。でも、めぐみちゃん、知っていますか? 助けるまでに長い時間がかかってしまいましたが、日本全国の人々が拉致被害者のことを思って涙し、怒り、救出を誓い、声を上げて応援してくださっています。あなたの写真や、描いた絵が各地で展示され、街を歩くと、それを見たたくさんの方々から励ましをいただきます。
 お父さんとお母さんは信じていることがあります。北朝鮮に拉致されるという厳しく、辛(つら)すぎる試練の中で、被害者も家族も、大事な役目を神様から課せられているのだ、と。もう少しで日本に帰ることができると思います。最後の最後まで勇気と希望を持ち、あきらめずがんばっていてください。必ず助け出します。

1324:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。河野大臣のメッセージが出ている。北朝鮮時間でスケジュールのアナウンスで番組終了。
後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の台湾送信各波は全滅状態、当方の貧弱な受信設備では何も聞こえない、7295kHzもほとんど音にならないレベルである。

1430の「ふるさとの風」は7295kHzが聞こえている。9560とパラオの9960kHz聞こえない、キャリアーがわかる程度のレベルである。それでも後半1440頃から9960kHzは聞こえだした。
今日もまたチャリティーコンサートの公演から。今回は、先週1月6日と同じ番組の再放送である。2017年9月2日に豊中市立文化芸術センターで行われた大阪大学交響楽団と五嶋龍スペシャルチャリティーコンサート公演の模様。
これは北朝鮮による拉致問題への関心を高めようと、バイオリニストの五嶋龍さんが大学の交響楽団と行うチャリティーコンサート「プロジェクトR 拉致被害者を忘れない」の公演で、全国各地で行っている。
13日はその公演の中からチャイコフスキーのバイオリン協奏曲第一楽章が出ている。1453に演奏が終わり後はいつもの12人の認定拉致被害者の氏名、スケジュールがアナウンスされている。
1600の「しおかぜ」は7285kHzが若干弱いが聞こえている。ジャミングはわからない。1300と同じ番組である。後半1630は朝鮮語放送が出ている。

1600の「ふるさとの風」は6045と9974kHzが強力である。拉致問題インフォメーションは、昨年12月16日に開催された国際シンポジウムから、加藤拉致問題担当大臣のクロージングリマークスが出ている。
ニュース解説は「2018年の新年辞」について。今週の一曲は1969年のヒット曲ビリーバンバンの「白いブランコ」、一年ぶりの登場である。この後12人の認定拉致被害者氏名、スケジュールなどのアナウンスがあり、1627にアニメソング「リボンの騎士」が出ている。
1700に6155kHzは良好である、ジャミングは全くない。1430と同じ番組である。

1530のBBC、5895kHzは1540に停波してしまった。7395kHzは強力である。この時間7220kHzのCRIに次いで強力である。7530kHzも強い、しかし1529に「殉教者の声」が出てきた。1530に無音となり40秒後のBBCの院生が、これも30秒後の消え、キャリアーのみとなった。1536に音声が出てきた。以降トラブルはなかった。


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