1300の「イルボネパラム」は全く入感あし、完全にスキップ状態である。いつも強いCRIの7325kHzですら弱々しい。7295と9465kHzが一瞬聞こえる程度。今日からまた新しい内容の番組が出ているはずだ。
朝鮮語今週の一曲はチェッカーズの「夜明けのブレス」が聞こえている。1329に停波、直後9705kHzへ切り替わった。1330の「ふるさとの風」も聞き取れない。今週の一曲は荒井由実「あの日に帰りたい」が出ているようだ。
ふるさとの声は、11月18日新潟市で開催された「忘れるな拉致 県民集会」における横田早紀江さんの発言から。
1300の「しおかぜ」は6085kHz、ジャミングが結構強いが聞き取りは十分可能である。18日月曜日は中国語が出ている。後半1330は朝鮮語である。いずれも失踪者の氏名などの読み上げが出ている。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、西蔵放送が強く聞き取れない。意図的に中国と同じ周波数を選ぶ「しおかぜ」、当分この状態が続くことになる。
1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHz、台湾送信の7295kHzはCNR1につぶされている、パラオの9960kHzは良好である。9560kHzは全く音にならないレベル。懐かしい日本の歌「汽車」で始まっている。
拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡も歌っている。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期NHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2017年11月3日、12日、21日、30日、12月9日と同じ内容である。